発売日:2015/9/1
文 庫:302ページ
ISBN-13:978-4591146644
本当にほしいものがあるひとだけがたどりつける、
不思議なコンビニたそがれ堂。
今回は、化け猫「ねここ」が店番として登場!
遺産相続で廃墟のような洋館を譲り受けた女性と
忘れられた住人たちの物語「夏の終わりの幽霊屋敷」、
炭坑事故で亡くなった父と家族の温かな交流を描いた
「三日月に乾杯」など、ちょっぴり怖くて
ユーモラスな5つの物語を収録。
深い余韻がいつまでも胸を去らない、
大人気コンビニたそがれ堂シリーズ、第5弾!
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シリーズ第5弾
本当にほしいものがあるひとだけがたどりつける、
不思議なコンビニたそがれ堂。
店長は風早の街を見守る神様のはずなのに
神無月のころ、店長がいない?
店番のアルバイトは、まさかのねここ??
・序章 神無月のころ
捨てられた黒猫の子猫チイコを飼うことになった
瑞穂だったが、約束の誕生日にチイコが死んでしまう。
たそがれ堂に辿り着いた瑞穂がみつけたものは・・・
・幻の遊園地
老齢の昭子さんの思い出は、友達の哲也君と遊園地で
体験した不思議な出来事。昭子さんを気遣っている
若い哲也君が辿り着いたコンビニで買ったものは・・・
・夏の終わりの幽霊屋敷
作家の叔母から住んでいた屋敷を相続した真昼は、
廃墟と言えるくらい古い家に呆れながらも処分を
考えていたのだが・・・
・赤い林檎と金の川
在心堂書店の新店長:斎藤さんが、二度目に訪れた
たそがれ堂で、ねここに話した中学時代の思い出。
同級生の切ない思いは・・・
・終章 三日月に乾杯
ミニコミ誌の編集長の桂子さんは、優しい旦那様と
小さな息子の3人家族。いつも守られているのを感じ、
それは、炭坑事故で亡くなった父?
神無月のお留守番は、ねここでしたぁ~
今回も感動と泣ける話が盛りだくさん。
ねここの着物が不思議でステキだなぁ~
着てみたいなぁ~(〃▽〃)ポッ
・幻の遊園地が気に入りです。
今回も(゚O゚;アッ!と思う事をメモります。
野良猫が死んだとき、あんまり悲しむと
猫の霊に憑りつかれる。
道で死んでいるのを見ても、かわいそうと思うと
猫の霊がうちまでついて来る・・・
この話、昔、聞いたなぁ~
人間はこれだから駄目なのよ。
信じるべき話を信じないから、魔法に気づかない。
日常のすぐ近くに、奇跡や魔法の種はたくさん
埋まっているのに、その存在に気づかないの
記憶は嘘をつくし、気に入るように塗り替える
ものだから、本当の記憶かどうかはわからない
モヒート
初めて南部弁の活字を見た!
ルビ無しで、一般の人は意味がわかるのかなぁ~?
あ・・・調べればいいのか・・・
「したって、わぁ、クラス委員だはんで」
だって、私、クラス委員だから
「席も隣だし、先生さ頼まれるはんで、仕方ねっきゃ」
席も隣だし 先生に頼まれるから仕方ないでしょ
この「きゃ」というのを社会人1年生の時に
同期に言われて、必死に直しましたよぉ~
「わはいがね」 私は行かない
「ぬぐいべ」 温かいでしょ
さて、続きを読みますよ。