コンビニたそがれ堂 空の童話/村山 早紀 | mokkoの現実逃避ブログ

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発売日:2013/1/4
文 庫:352ページ
ISBNISBN-13:978-4591132074

本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、
不思議なコンビニたそがれ堂。
今回はその昔、小さな出版社から刊行された幻の児童書
『空の童話』をめぐって、優秀な兄に追いつこうと
頑張ってきた若い漫画家の物語、
なぜかおやゆび姫を育てることになった編集者の物語、
閉店が決まった老舗の書店の書店員と謎めいたお客様達の物語、
そして老いた医師が語る遠い日の夜桜の物語の四作を収録。
感動の声が続々寄せられる大人気シリーズ、待望の第四弾。
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シリーズ第4弾

風早の街の駅前商店街はずれに 夕暮れどきに行くと
古い路地の赤い鳥居が並んでいるあたりで
不思議なコンビニを見つけることがあるといいます
この世に売っていないはずのものまでが
なんでもそろっているというのです。

サブタイトルのとおりに、今回は「空の童話」という本が
それぞれの物語の肝になっている。読んでみたいなぁ~

・おいつけない
 大好きな兄を止めなくては!いつも、あと1歩のところで
 追いつけない。繰り返し見る悪夢。
 そんな航が迷い込んだコンビニで買ったのは・・・

・おやゆび姫
 酔っぱらった勢いでコンビニで購入した栽培キット
 上機嫌で水やりして朝起きたら、おやゆび姫がいた?
 思いがけず世話をする事になった編集者は・・・ 

・空の童話
 閉店の決まった老舗書店を愛する店員と、書店を愛する
 風変わりなお客様たちとの関係と、予想外の結末とは?
 
・エンデイング~花明かりの夜に
 老いた院長と女医が迷い込んだコンビニ。
 懐かしい目で店を眺める院長が語る夜桜の物語。
 そして見つけた1冊の童話は・・・

切なくて温かくて優しい物語たちだけど
心に残る言葉や心くすぐる小物たちもステキです

ナルニア国物語 ターキッシュ・デライト 

画像はお借りしてます


薔薇や薄荷の香りのお菓子

子どもの本はね、人の人生を作るのよ

 

読んでいくうちに読んでいないページが減っていく
そのことが悲しくて、なかなか読み進められなかった

 これはわかる。物語の終わりが近づいていると感じる
 あの何ともいえない感じ・・・

風早の住民たちは、昔からイレギュラーな耐性があり
銀河連邦でも宇宙規模でひそかに人気がある。


スミスさんの星の本 端末なしで読める印刷物があった。
水晶で出来た薄い透明な板のよう形をしていて
読むにつれ刻まれた文字が色を変えながら
変化していくという美しいものでした。


テレビドラマの中の宇宙人 モロボシ・ダンの気持ち

 

わたしの星の神様の言い伝えに、こんなものがあります。
世界に七人の善良な人間がいれば、神は世界を滅ぼさない
斎藤さんの事を思う時、神は彼の為に世界を滅ぼさず
見捨てもしないような気がするのです


本当に大切な願い事は、

言葉にしなければいけない
そうでないと叶わない願い事もあるのです

 

魔法も奇跡も、知らないところでいつの間にか
俺たちの事を守ってくれているのかもしれないね

 

 

本作もホッコリさせていただきました♪

さて、続きを読みます。