TRACE 東京駅おもてうら交番・堀北恵平/内藤了 | mokkoの現実逃避ブログ

mokkoの現実逃避ブログ

現実から目を背けて堂々と楽しむ自己満足ブログ

 

発売日:2022/3/23
文 庫:304ページ
ISBN-13:978-4041114346

うら交番に行った警察官は1年以内に命を落とす――
新人女性警察官・恵平と青年刑事・平野に残された時間は
あと2ヶ月。
そんな中、柏村が残した昭和時代の爪と毛髪のDNAが
未解決の外国人失踪事件関係者のDNAと一致する。
徐々に明らかになり出す、昭和と令和を跨ぐ事件の捜査…
…そして再び浮かび上がる、死体売買組織
「ターンボックス」の影。
時代を超えて非道の限りを尽くす組織の正体とは。
大人気警察小説シリーズ、ついにクライマックスへ!
-------------------------
シリーズ第7弾。

プロローグが、より詳細に語られ、クライマックスが
近いと実感できる。
柏村が救いたい人は、野心家で自信家で頑固で
融通の利かない性格だった・・・
そして、柏村が生み出した怪物とは・・・

人は理解できない事に衝撃を受け、不快感や怒りや
恐怖を覚えながらも、その衝撃を緩和するために
興味を抱くことがある・・・


本編では、里帰りをした恵平。
平野に憧れて刑事になりたいと思った恵平だが
現実を見せられ心が萎えてしまっている。
二か月後に迫った死期と現実に心がぐらつく。

恵平が里帰りしている時に起こった
八重洲口での転落事件。
事故で処理されたらしいのだが・・・

一方、うら交番繋がりの証拠を桃田がDNA鑑定に
出したことが知られ、資料課(科学警察研究所)の
浦野刑事がやって来た。元警視庁捜査一課の刑事・・・

桃田は平野と恵平を誘い、おなじDNAについて、
浦野と情報のすり合わせをした。
本格的に事態が動き出す予感にワクワクします。

他県を勝手に捜査出来ない時、どう動くか。
考えた結果が、ドライブデート♪徳兵衛さんは大活躍!!
今回の猟奇殺人は、死臭で目が沁みそうなくらいに
異常で残虐で苦しくなりました。
そして、やはり見えてきた「ターン・ボックス」の影

辻褄の合わない事を確認するなら、柏村に
直接聞けばいい。
うら交番に向かう恵平と平野だったが・・・

見えそうで見えない昭和と令和を繋ぐ謎
ワクワクしながら、とうとう最終巻へ!!

今回も色々と引っかかりました(^◇^;)

恵平のおばあちゃん曰く
「年取ってから増えるものと言ったら
 できないことと、シワばっかりよ・・・」
(゚-゚*)(。。*)ウンウン

恵平が自信満々に渡した長野のお土産
小布施 栗らくがん

これ、お土産でいただいた事あります。

恵平が注意していたように、前歯で齧らないようにって!

硬いけど、美味しいかったぁ~ 

落雁苦手だけど、これは別物ですよ。

警視庁捜査一課が花形部署というのは、色んな
小説やドラマで見聞きしていたけど
その捜査員だけが『S1S m pd』と金で刻印された
赤い丸バッヂの装着を許される
刻印の意味は『選ばれし捜査第一課員・警視庁』
別シリーズ「警視庁異能処理班ミカヅチ」の
通称:赤バッヂにはそういう意味があったのかぁ

大久保で「立ちんぼ」の一斉摘発をした時に
行方不明になった女性がいたらしく、
未然に防げなかった後悔が浦野刑事にもあった。

( -Д-)フムフム 大久保公園か・・・
mokkoが新宿で仕事してた時にも立ちんぼはいた。
出社時、ショートカットで通り抜けたのは西大久保公園。
ここは女性の立ちんぼがいて、周りはラブホテルだらけ。
すぐ近くは韓国のショップがわんさかある新大久保通り。


路が一本違うと、男性の立ちんぼがいるんですよね。
17時を過ぎたら通りによって聞こえてくる言語が違って
治安が一気に悪くなるから気を付けろって言われてた。

シリーズのラストは、マジで切なさもカッコよさも

マックスです。 まだ引きずってます(^◇^;)