今日は119番の日 | mokkoの現実逃避ブログ

mokkoの現実逃避ブログ

現実から目を背けて堂々と楽しむ自己満足ブログ

誰かを助けた・誰かに助けられたことある?

 

小学校5年の夏休みに入る前日に車にはねられた。
お遣いを頼まれて、横断歩道を渡らずに
家の前の道路をそのまま渡ってしまった。

横から白い車が来るのが見えていた。
スローモーションというよりはコマ送りのように
車のバンパーがユックリと近づいて、
わき腹の辺りに接触する瞬間に意識が飛んだ。

振動のようなものを感じて気がついたら
うつ伏せに倒れていて、大型のダンプが走って来るのが見えた。
大きなタイヤがどんどん迫って来て怖い!
夢中で四つんばいになってT路地の角に座り込む。

無事にダンプが通過した途端「mokkoちゃん!」と
裏のオジサンが駆けつけてきた。
近所の人達が次々と集まって来て
何かとんでもなく悪い事をしたと思った。

少しして救急車のサイレンが聞こえてきた。
道路に目をやったら、血があちこちについている。
自分の体に目をやったら、腕も足も血だらけだった。
きっと近所の人の誰かが119番してくれたんだと思う。

救急車が到着して、救急隊の人が抱っこしたまま
救急車に乗り込んだ。
寝かせようとしたみたいだけど、横になるのが怖くて
座っていたいとお願いした。
何か色々聞かれたけど、質問にはちゃんと答えたはず。
病院に到着して、救急搬送口から抱っこされたままで
診療室?の椅子に座らせられた。

看護師さんに「ここがどこだかわかりますか?」と聞かれた。
「病院です」って答えた。
「事故にあったのよ。わかる?」と聞かれ
「はい。ごめんなさい」と答えた。
色々検査されて、傷の消毒をして注射もされた。
けっこう血は出たけど、かすり傷程度で済んだらしい。
でも大げさに両手両足、首も包帯でグルグル巻きにされた。
手足が思うように動かせなくて、ミイラ男みたいだ。

家に着いたら夜になっていた。
車から降りたら、やっちゃんが走ってきた。
「mokkoちゃん!」って名前を呼んだきり言葉が出ない。
「大丈夫だよ」って言って、手を振った。

あの事故以来、大型の車が怖い。
 

 

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう