耳猫風信社/長野 まゆみ | mokkoの現実逃避ブログ

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現実から目を背けて堂々と楽しむ自己満足ブログ

 

発売日:2003/3/12
文 庫:193ページ
ISBN-13:978-4334734534

11歳になったぼくは、日記帳を買うと決意し、
境界を越えて隣町に足を踏み入れた。
古めかしい、それでいて何故か懐かしい風景の中、
不思議な少年と出会い、山猫の店という奇妙な文房具屋を教えてもらう
何故か探してもなかなか行きつけない隣町・・・
少年が発見したものは・・・
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古めかしくて奇妙な文房具屋と不思議な少年
あぁ~たまりません!!
猫が絡むと不思議な感じが強調される感じがします
しかも隣町との境界っていうのは
いかにも妖しいって感じでワクワクします(^◇^;)
一度は行けても二度目は行き着けない
たまりませんねぇ~о(ж>▽<)y ☆

少年の描写にかけては長野さんが一番でしょう!
心の微妙な揺れっていうのかしら?
そういうのが妖しさを倍増させてくれます♪
トアンとソラの友情とか、トアンとママとの関係とか、
カシスとキイルの微妙な親子関係やキイルに憧れるソラとか
たまりませんってばぁ~

そして外せないのが美味しそうな食べ物や魅力的な小物たち
フラッシュピンク、洋墨壜、榛の実のリキュール、
シトロン・フリッタ、浮石糖のアイスクリーム、
食べてみたいですぅ~ ヾ(≧∇≦)〃ヾ(≧∇≦)〃

人間の猫への扱いに対しての毒を含んでるところも
痛いエッセンスになっていて、そこがまた好き♪
どこか懐かしくて不思議な雰囲気が好き♪