遺跡探偵・不結論馬の証明 世界七不思議は甦る/蒼井 碧 | mokkoの現実逃避ブログ

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発売日:2021/11/5
文 庫:314ページ
ISBN-13:978-4299022059

『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家の最新刊。
ピラミッド以外は現存していないにもかかわらず、
いまだ世界中に知られ、大きな影響力をもつ
七つの建築物、世界七不思議。
それらが極東に伝わり、世界遺産として今なお日本に
その姿をとどめていたとしたら……。

生気のない目が特徴的な高校生・不結論馬(ふゆいろんま)は、
趣味の旅で訪れた岩手の巌流洞で、歴史学教授の兄・秀一と、
首切り死体に遭遇する。
首切り死体の謎をひと目で暴いた秀一は真相を語りだすが、
同時に「古代メソポタミアのバビロン王朝、
そこにあったというバビロンの空中庭園が、平泉の
浄土式庭園の起源である」という説を語りだした。

そして数年後、大学で建築史学を専攻していた論馬のもとに、
秀一のもとで准教授を務めているという、苛烈な印象の
吊り目が特徴的な由布院蘆花(ゆふいんろか)という女が訪ねてくる。
論馬と由布院は富士山とピラミッドの関係について探り始めるが、
同時にまたもや血なまぐさい事件に巻き込まれ……。
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初めましての作家さん。

先に謝っておきます。<(_ _)>
あくまでも読書メモです。評論家ではありません。
読書メモに対して、読書する資格を問うのは止めてね。
地味に傷つくから(^◇^;)

書店に行った時に、つい買ってしまった本。
今まで、「つい買ってしまった本」で、当たりを
引いたことがない(T□T)
全く学習できていませんでした_| ̄|○

自宅に戻ってから「このミス 大賞」作家と聞いて
安心したんだけど、受賞作は読んでいない。
とりあえず、期待して読んだんだけど・・・

これ、殺人事件を入れる必要あるの??

しかも・・・ミステリではないですよね?
推理の出来ないミステリ初心者でも、逆の意味で

疑問符の嵐でした。
考える前に答えがわかるというか、答えを教えられる(^◇^;)

文章の好みもあると思うけど、これは嫌い。
人物描写が最悪の上に、思考は飛ぶし、切れるし
会話はわざとらしくて、行動も意味不明。

遺跡探偵と言いながら、遺跡で事件が起こるわけではない。

事件部分は物凄く短い。後は蘊蓄のみ。
蘊蓄と言いながら、説明文を引用したような載せ方に幻滅。
建築に絞った蘊蓄だとしても、ドン引きする程の内容で
取扱説明書を読んでいるみたいに苦痛でした。

蘊蓄って、ちょこっと出してくれるから、w(゚o゚)w オオー!って
得した気分になるものでしょ・・・

そもそも歴史や考古学ミステリーや世界七不思議系好きなら、
ドキュメンタリーとかネット検索とか書籍で目にしている。
個人的には「たけしの新・世界七不思議」が好き(^◇^;)

それを改めて突き付けられて、独自の講釈ぶちこまれても
冷めるだけだったわぁ~

とりあえず、世界七不思議と言われているのは
・ギザの大ピラミッド
・バビロンの空中庭園
・エフェソスのアルテミス神殿
・オリンピアのゼウス像
・ハリカルナッソスのマウソロス霊廟
・ロドス島の巨像
・アレクサンドリアの大灯台

ワクワクしますねぇ
個人的な好みの問題ですけどね。
個々に検索して、色んな考察を見たり読んだりする方が
楽しめる思います、

ただ、紹介されている観光地?には行っていた。
岩手県平泉の龍泉洞や、浄土式庭園で有名な
毛越寺(もうつうじ)庭園には、2回ほど行っている。
アヤメ祭りの時期に重なると、キレイですよ。

富士御室浅間神社も、富士五湖巡りをした時
立ち寄ってますし、樹海は急ぎ目に通り過ぎました。

懐かしく思い出せたのは感謝ですかね?
もう、読まないです。<(_ _)>