発売日 : 2014/3/14
文 庫 : 320ページ
奉公先を盥回しにされたあげく、弟の急死で
実家を継ぐことになった太一郎。
修業先は、深川の古道具屋皆塵堂。
やる気なげな店主と、生意気な小僧。
並んでいるのは、首吊りや夜逃げのあった家の
曰くつきの古道具ばかり。
太一郎には、幽霊が見えるという秘密があった。
憑きものだらけの怪談人情ミステリー。
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初めましての作家さん。
やってしまいました。
カバーイラストから、妖系かと思って購入したら
幽霊の方でした。
幽霊系は、描写の好みがあるのでね・・・
面白ければOKなんですが、ダメでした。
古道具というから、付喪神系を連想してたのですが
幽霊扱いの人情モノは無理でしたぁ~_| ̄|○
キャラは、それなりだったと思うのですが
やはりテンポとかが合いませんでした。
流れ的には、連作短編の形を取りながら
実家の跡継ぎが急死したために、まずは
古道具屋皆塵堂で修行させられる。
修行の中で、霊が見える事を受け入れ、更には、
自分が抱えるトラウマとも向き合えるようになり、
めでたしめでたし。という、人情モノでした。
シリーズ化してるので、たぶん、毎回ゲストが
古道具屋皆塵堂を訪れて、連作短編の形をとって
事件というか謎が解決されるって流れかな?
軽めの幽霊系人情モノがお好きなら、
楽しめると思います。
ってことで、mokko的には、続きはもういいです(^◇^;)