トモちゃん編 記憶・・・2 | mokkoの現実逃避ブログ

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私は、2つ目の気になる夢の話をした

誰かに手を引っ張られながら、暗い通路を走っている。

その場所から逃げ出さなくてはならないらしい。

私の手を引いている人が「見ちゃダメ」と言った瞬間

私は、壁とは反対側を見てしまった。

四角く区切られた鉄格子のはまった地下牢が続いていた。

そこまで話した時に、トモちゃんが反応した

 

涙をボロボロ流しながら「私の子供はどうなった?」と・・・

アユちゃんがいるから、映像は簡単に頭の中に入ってくる

実際に私もその場所を夢で見ているのだから、説明は簡単だ

けれど、トモちゃんの言っていることと私の記憶には

少々食い違いがある。

それは、明らかに時代がずれていたのだ。

 

私の知っている場所は、既に朽ち果てた地下牢だったのだ。

進行方向右側に鉄格子付きの牢が続いている。

牢の右端には、老人が鉄格子から両腕を突き出した状態で

干からびていた。

 

その隣には、長方形の石のイスのようなものの上に、

木か竹のようなもので編まれた籠のようなものが置いてある。

牢の前には細い溝のようなものがあり、以前は

水が流れていたらしい。

反対側は壁で所々に、電灯代わりに木を燃やすための

鉄の籠のようなものが打ち込まれていた。

 

トモちゃんは、地下牢がまだ使われていた時代に、

そこにいたのだ。

私は、トモちゃんがどの場所にいて、どうなったのかを

読み取った。

 

トモちゃんは、牢に向かって右から2つめの牢に入れられていた

トモちゃんの「子供」という言葉から、2番目の牢にある籠に

子供が入れられていたことがわかった。

牢に子供(赤ん坊)だけが入れられているはずはないけれど

私が見たものは、籠の中で絶命している子供だった。

私が、そのことを告げるとトモちゃんは泣き崩れてしまった。

 

後からトモちゃんから聞いた話によると、彼女は牢で

子供を産み、引き離されてしまったのだという・・・