東京編 背中を叩く奴・・・ | mokkoの現実逃避ブログ

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これは、ついこの前の話・・・
私は寝付きが素晴らしくいい奴だ。
たぶん、ベッドに入ったら、1分ほどで寝てしまう。
しかし、なかなか寝付かれないこともある。
その日もそうだった。いやな予感がする・・・
たぶん、来る・・・

そう思いながらも、意地で眠ろうと思っていたときだ
トロンとしかけた時、部屋の空気が変わった。
何かが部屋の中にいるのがわかった。
気配を探ろうとしたけれど、読めない。
側に母がいるという安心感があったので、読みが狂った。
これくらいなら大丈夫だろうと思った途端に金縛りにあった

完全に油断していたのだ。
横を向いている状態で、ピクリとも動けない
何かが背中側にいるのはわかった
そして、掛け布団の外側から、何者かが背中をさすっている
体中が緊張した。

嫌だ!! 心の中で叫んだ


その途端に、何者かが背中をすごい勢いで何度も何度も
殴りつけてきた。

痛い!!
背中を叩かれるドンドンという鈍い音が聞こえている
咳き込みそうになりながらも、止めろと何度も叫ぶ

渾身の力を込めて、ようやく、搾り出すような変な声が出た
「や~め~ろ~・・・・」


私の声で目を覚ました母が「寝言か?」と声をかけた途端に
金縛りは解け、私は「怖い夢を見ていた」と誤魔化した。
結局、すごい力で背中を叩いた奴の正体はわからなかったけど、

久しぶりに体に衝撃を与えられるほどの奴に侵入されたことで、

私は震えが止まらなかった・・・