東京編 優ちゃん・・・4 | mokkoの現実逃避ブログ

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優ちゃんのイタズラの中で、ギョッとしたことがある。
ある日の週末、落雷でネットが使えなくなったことがあった。
普通なら、モデムの電源を入れ直せばいいのだが、

メカ音痴の私は、会社に行ってから誰かに聞こうと思って

すんなり諦めた。

本当は、会社の人にメールで愚痴ろうと思っていたのだ。


そして週明けの月曜日、会社の人にそのことを話したら、

私からのメールが届いているという。
メールが使えなかったのだから、送れるわけがないと言ったら、

そのメールのコピーを持ってきてくれた。


内容を読んで私は愕然とした。
内容は、確かに私が愚痴ろうとしていた内容だった。
そして、最後に「優ちゃんが怒るから、そろそろやめるね」

と書いてあった。


あり得ない!!絶対にあり得ない!!
優ちゃんは、私の心を読みとって、メールを送信したってことか?
これ以上、調子づかせてなるものかと思い、自宅に帰ってから、

見えない優ちゃんに向かい「勝手なことしないで!!

迷惑なのよ!」と怒鳴った。


その途端に、洗濯機の方からゴトンと物音がした。
扉を開けてみると、棚のカゴに入れてあった

液体洗剤が落ちていた。
カゴの中に入れてあるものが、手を触れずに落ちるはずがない。
私はすぐに「いいかげんにして!」と怒鳴った。
今度は、玄関でゴトンと音がした。
シューズボックスを開けてみると、サンダルが片方だけ

下に落ちていた。


シューズボックスは奥行きが深い作りになっているので、

落ちるということは考えられないのである。
しかも、サンダルは衣替えのついでに出しておいたもので、

履くには季節的に早すぎる。
あわてて、中途半端なしまい方をしたわけではないのだ。
どうやら優ちゃんは、物体を動かすこともできるらしい・・・