文庫: 154ページ
発売日: 2005/4/21
2003/10/12読了
もう、逢うべきぢゃない。
氷川への断てない思いを抱える凛一。
三年ぶりに帰国した有沢。傷が癒えない正午。
そして、祖母からの手紙。
凛一をめぐる人々の想いの先は。
京都の晩春を背景に描くシリーズ完結編。
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凛一シリーズ完結編
BL要素を含みますので、そういうのがダメな人は
やめたほうがいいかも・・・
ようやく氷川のそばにいられるようになったと思ったら、
高校時代の有沢が三年ぶりに帰国して、凛一の心はざわめく。
そして、氷川の彼女も嫌がらせを始める。
凛一の煮え切らない態度に切れる有沢。
登場人物それぞれの気持ちが切なくて
それでも、とりあえずは収まるところに収まった感じ?
個人的には、ちゃっかり彼女を作ってた氷川より
有沢の方がよかったんだけど・・・
背景が茶道・華道という和の世界で、描写もきれいだし
日本語や四季の美しさを味わえます。
このシリーズを読んでると、和的なモノに関心が行きます。
花を買ってみたり、和菓子を買ってみたり・・・(^◇^;)