白銀の墟 玄の月を読んでから、その世界から抜け出せなくなり
近いところから再読していたりする(^◇^;)
一度読んだ本は二度と読まないのが基本なんだけどなぁ~(^◇^;)
当初、番外編扱いというか、十二国記が始まる前に
単独ホラーとして出ていた本作。
新潮社版が出始めたら、エピソード0として十二国記の仲間入り。
魔性の子を読んでから十二国記本編に入るか、本編を先に読むか、
「黄昏の岸 暁の天」の前に読むか後に読むか・・・
これは読む人の好みになると思います。
mokkoは、先に「黄昏の岸 暁の天」のさわりを読んでから
本作に入りました。
「黄昏の岸 暁の天」で、載国で反乱が起こり、驍宗が鎮圧に
向かっている間に、泰麒が忽然と消える。
泰麒が消えている間の蓬莱(日本)での話になります。
アニメでは、広瀬(先生)がサクっと死んでましたけど
小説では、広瀬の高里(泰麒)に対する感情が肝となります。
最後はもう哀れとしか言えない・・・
その感情のせいで、泰麒は血の穢れ以外のものを
浴びせられ続けていたことになるのです。