夜葬/最東 対地 | mokkoの現実逃避ブログ

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現実から目を背けて堂々と楽しむ自己満足ブログ

 

ページ:288P
発売日:2016/10/25

ある山間の寒村に伝わる風習。
この村では、死者からくりぬいた顔を地蔵にはめ込んで弔う。
くりぬかれた穴には白米を盛り、親族で食べわけるという。
この事から、顔を抜かれた死者は【どんぶりさん】と呼ばれた─。 
スマホにメッセージが届けば、もう逃れられない。
【どんぶりさん】があなたの顔をくりぬきにやってくる。
脳髄をかき回されるような恐怖を覚える、ノンストップホラー。
第23回日本ホラー小説大賞【読者賞】受賞作!
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初めましての作家さん。


Mirokuさんに頂いた本です。
  ↑クリックレビュー


最初の夜葬の説明がキモッ!
何で顔をくり貫く?
何故そこに飯を盛る?
どんぶりさんだから?
しかもそれを親族で食べる?
食べるの?
血の染み込んだ飯を?
リアルに想像しちゃったじゃないか! (´ж`;)ウッ・・・
電車の中で吐きそうでしたよ(;゚;艸;゚;)

っていうか、意味不明な解説が結構ある。
( ̄へ ̄|||) ウーム

何のことは無いコンビニ本
ネタ探しをしている輩が飛びつきそうな怖い系の特集本
これの嫌なところは、その場所に行って呪われるんじゃなくて
その本の記事を読むとナビが起動する。
しかも勝手に・・・
で、おなじみの「目的地まであと●キロです」という音声で
どっかから自分に向かって何かがやって来る。
拒否権無し!

いやいやいやいやいや・・・・イヤ(≧ヘ≦ ))(( ≧ヘ≦)イヤ
怖いってば!
メリーさんじゃないんだから!

これが顔面損壊事件として報道されると、番組制作を
請け負っているポジットに依頼が来る。
そこから事件に係わることになるのだが・・・

とりあえず最後に謎は解ける?のか?
それでも理不尽だろぉ~
過ぎるだろうぉ~

呪怨ですか?貞子ですか?着信アリですか?
これらは確かに怖かったけれど、本作は背景無さ過ぎ
っていうか背景にもなっていないのでは・・・

色んな古い風習が残っている地域もあるけれど
どんぶりさんは無いわぁ~
気持ち悪かったぁ~