魔女調伏師は闇に笑う/篠原美季 | mokkoの現実逃避ブログ

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ページ数:258P
発売日:2016年03月

ニコラス・理人・リューディガーは金髪碧眼の美青年。
見た目は異国の王子様だが、中身は傲岸不遜な
“魔女の専門家”だ。
旧友の臨床心理士・都月玲李を訪ねたリヒトは、レイが
ある殺人事件の捜査に関わっていると知る。
被害者は占い師。
犯人は、邪悪な魔女を殺したと話しているという。
リヒトは専門家として、強引に協力を申し出るが!?
現代の魔女の謎を解く、オカルト・ミステリ開幕!
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初めましての作家さん。
Mirokuさんに頂いた本です。

  ↑クリックレビュー

( ̄へ ̄|||) ウーム
読む順番を間違えたか・・・
夜見師を最初に読んだのがそもそもの間違いか・・・
あれは面白すぎた。
でも次に読んだ奇奇奇譚編集部も、後からキタ。
じゃあ本作は、単純に好みじゃなかったのか?

主人公のリヒトは傲岸不遜な美青年。
なんというか、美形キャラの性格によく使われるのが
傲岸不遜・傍若無人・唯我独尊・ナルシストで毒舌
それに見合っただけの実力というか能力や知識があるから
上から目線のモノ言いも許せるし、魅力なんだけど
リヒトは、そこまで傲岸不遜キャラだとは思わなかった。

確かに目上の人に対して失礼なもの言いだとは思ったけど
友人の玲李がフォローしてくれるし、刑事も感情を
表に出さない大人対応をしていたから対立すらしない。
そもそもバックの大使館を通して依頼して、
すんなり捜査協力することになってるんだから拍子抜け。

確かに魔女にたいする小ネタは知らなかったから
そこら辺は面白かったというか、(´・∀・`)ヘーって
思ったくらいで、実際に面白く読めたのは捜査が
本格的に動き出した中盤くらいからだった。
とは言っても、内容的には洗脳された加害者と被害者?
バックにいるのは宗教家か占い師っていうのは
リアルでもあることだからねぇ~
その占い師が魔女ってことで、その縛りを解くのが
魔女調伏師の仕事らしい。

まぁ、他にも伏せられてる事がわざとらしく
書かれていたりもしたから、今回は登場人物紹介と
いったところでしょうか?
これから色々とわかってくるんだろうけど
どうだろう・・・(^◇^;)

たぶん、文章というか、話の進め方が好みじゃなくて
更に、リヒトが好きになれなかったんだろうなぁ~
他の登場人物たちも、いまいちパンチに欠ける。
微妙な印象しか残らなかったのが残念 (;´_`)トホホ
続編は、Mirokuさんのレビューで楽しませて頂きます。