ページ数:286P
発売日:2005年01月
ダレンとスティーブがまだ人間の少年だったころ―
ふたりが遊んだ故郷で、最後の決戦が始まる。
この世界はミスター・タイニーの思惑どおり、
破滅に向かうしかないのか?
スティーブのむごい仕打ちを目の当たりにし、ダレンの心の中で
凶暴で冷酷な「自分」が目覚めてしまう。
ダレンはこのまま怪物になってしまうのか?
『ダレン・シャン』の物語、おどろきの結末へ。
--------------------------
シリーズ第12弾 完結
大親友だったスティーブとの最後の戦い 傷ある者の戦
どちらが勝つかはミスタータイニーにもわからないという。
これでバンパイアとバンパニーズの全面戦争となる。
どちらが勝っても、おぞましい世界になってしまうという
運命を弄ぶミスタータイニー
自分の子供であるダリウスにダレンを襲わせるスティーブ
更に親友の蛇少年だったエブラの息子にも手をかけた
ダリウスを人質に取ったダレンだったが、それさえも
約束だったと言わんばかりの衝撃の真実
スティーブのこれまでの生き様は、いかにダレンを
傷つけるかに終始していた。
シルクドフリークに戻ると、仲間たちはバンパニーズに囲まれ
エブラの息子が晒し者にされていた。
それを面白がっているスティーブ
仲間であるバンパニーズですら引いてしまうくらいに・・・
そこに仲間がなだれ込んできて戦闘開始となり
いよいよダレンとスティーブの対決が始まるが
これまた予想外の結末になってしまった。
ダレンの行動は、ある意味納得できたのだが
突然、(;゚д゚)ェ. . . . . . .と思うくらいに
内容が激変してしまい、隠されていた真実が語られ
そして新たなる結末が用意される。
そういえばシリーズ第1巻の前書き
すっかり忘れていたけれど、そういうことだったのかぁ~!
ある意味やられました。
結末としては、よかったのでしょう。
最後のシーンはウルっとしました。
けれど、ちょっとだけ心残りもあるんですよね。
ネタバレになるから書けないけど、なんだかなぁ~(^◇^;)