ページ数:277P
発売日:2007年04月
バンパニーズ大王をたおせなければ、バンパイア一族は
全滅してしまう―。
大王をたおすハンターとなったダレンは、敵に
デビーをうばわれ、苦戦を強いられる。
謎につつまれたバンパニーズ大王との、つぎの出会いは。
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シリーズ第9弾。
選ばれた追討隊が、バンパニーズ大王を倒さなければ、
バンパイア一族は滅び、バンパニーズが闇の世界を支配する。
ミスタータイニーの予言により、ダレン達はクレプスリーの
故郷の街に向かったが、思いがけずデビーと、かつて親友だった
スティーブと再会し、一緒にバンパニーズと戦おうと決めた。
しかしそれは、スティーブが仕掛けた巧妙なワナだった。
バンパニーズが作った地下水路の舞台で、戦いが始まる。
しかし、ここでも出し抜かれてしまう追討隊。
一度、戦いを中断してスティーブを人質にとったものの
追討隊の方もデビーを人質に取られる。
スティーブの罠は巧妙の上にも巧妙で、ダレン達は
警察に連れていかれてしまう。
ダレンの機転で、脱走に成功したものの、逆に追跡をかけられ
何とか逃げきることができた。
大王を倒すため、再度地下に潜るのだが、その戦いにも
スティーブの巧妙な罠が隠されていた。
バンパニーズ大王の正体は・・・
あぁ~もう最悪。こういうのは読んでいて辛い。苦しい。
裏切りとか策略とか大嫌いだ。
怒りでおかしくなりそうだ。
相手が苦しむのだけを楽しんで、更に苦痛を与えようとする
スティーブは、クレプスリーが最初に見抜いた通りの
悪の化身だった。
虚脱感を抱えて次へ・・・