ページ数:278P
発売日:2016年08月
うぶめに気に入られ、正式に妖怪の子預かり屋となった弥助。
三味線になった母を探す子猫の妖怪、千弥を婿にと望む
華蛇族のわがまま姫……。
千弥の助けも借り、弥助は次々妖怪たちの問題を解決していく。
そんな折、妖怪の子どもたちが行方不明になるという事件が発生。
行方不明の子妖怪を探しに浅草にいった弥助は、
そこでひとりの少女に出会った。
少年と妖怪との交流を描いた、ちょっと怖くて心温まる
お江戸妖怪ファンタジー第2弾。
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シリーズ第2弾。
前作でうぶめの新しい住処を千弥がみつけたことで
子預かり屋の仕事を無事に終えることが出来た弥助だったが
予想外に妖たちの評判が良く、めでたく?うぶめ公認で
正式な妖怪の子預かりやになってしまった。
一度預かった妖怪の子と仲良くなったり、頼まれごとをしたり
相変わらず忙しくも楽しい?日々を送っていた弥助だったが
妖怪の子が行方不明になる事件が続いているという。
ニオイも痕跡もパッタリと途絶えているので探しようがない。
仲良しになった梅吉の友達の妖も行方不明になり
弥助は手がかりを探しに浅草に出かけた。
そこでおあきという人間の娘と知り合った。
可愛らしい笑顔の少女なのに、ひどい目にあわされる
醜い顔で弥助を罵倒しながらも、瞬間的に見える悲しい顔
何かあるのではと千弥に相談する弥助だったが・・・
今回は三味線にされた猫妖怪の母を探すために
大嫌いな久蔵に頼んで吉原に行ったり、
逆に久蔵に頼まれて、親戚の家に行ったり、
大好きな千弥にせまる華蛇族の姫に驚いたり
月夜公の甥の津弓が行方不明になったりと
バタバタとめまぐるしく動き回る弥助
最後に待ち受けていたのは・・・
苦手な文章も慣れるもんだなぁ~と思ったのは
ほんの一瞬でした。
ここでも盛り上げるだけ盛り上げておいてブツっと切られ
はい結論・・・って、なんじゃそれわぁ~
タイトルの「うそつきの娘」っていうのどうなんだろう
タイトルにするほどに出番はない。
っていうか、タイトルにするならもう少し
恋めいたシチュエーションがあってもいいはず
トキメキも何もあったもんじゃない。
物足りない。言葉も足りない。不要な言葉が多すぎる。
ノッテきたぁ~と思うと、つまずいて・・・
その繰り返しでイラっとする。
せっかくストーリーは面白いのにもったいない。
もったいなくてイライラする。
が・・・次も読む(^◇^;)