ページ数:321P
発売日:2016年10月
強大な怪異をも一刀で斬り伏せる、美しき怪異討伐の手練、
赤羽夏蓮。
若き日の孝元が恋した彼女は、しかし怪異に絡む事件を経て
姿を消した。
その後彼女の行方を知った孝元は、一人の少年に出会う。
その少年こそ、母譲りの強大な法力を持つ夏蓮の息子、
赤羽ユウキだった。
そして時は経ち、ユウキの前に彼の父と目される
科学者が現れる。
いわく、ある薬で法力を消すことができるという。
それはまさに、科学で怪異をねじ伏せるがごとき事態。
あろうことかユウキは薬の力で法力を失い、クラスメイトと
怪異事件に巻き込まれてしまうのだった。
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Mirokuさんから頂いた本です。
↑クリックレビュー
シリーズ最新刊ですね♪
初っ端から孝元さんが登場したと思ったら、なんと高校生!
しかも恋してるしぃ~
そうよねぇ~孝元さんだって、高校生だったことあるよねぇ~
と思っていたんだけど、恋する相手の名字にピンときた。
赤羽と言ったら、ユウキだもんねぇ
しかし総本山の嫉妬深い連中が放っておくわけもなく
あらぬ噂話の標的にされてしまう。
そして、ある怪異絡みの事件の後、赤羽親子は
総本山から姿を消した・・・
赤羽夏蓮の消息がわかったのは、偶然だったのだが
そこで孝元はユウキと出会う。
母譲りの力を持つユウキをそのままにしてはおけない。
ってことで、総本山に連れて行ったのが始まりだった。
そうだったのかぁ~
そして湊の留守中に事務所に訪ねてきた男は
ユウキに法力を消すことができる薬を渡す
その男こそユウキの父親と目される人だった。
法力が消えるはずがない!と薬を飲むユウキだが
本当に法力が消えてしまった。
更に、学校の行事で博物館に行くのだが、
そこで怪異が待ち受けていた
法力を失ったユウキはどうやって怪異を倒す?
表面上をザックリさらうと、こんな感じかなぁ~
だけど、裏側で色んな事がわかってくる。
ユウキの名前がカタカナの意味
真名・・・
隠されていたユウキの父親のこと
今回は湊の出番はほとんどありません。
ユウキのあれこれのお話しだったんだけど
ヒヤヒヤしながらも、なんとも切ない内容でした。
そして、一番の謎が二宮翔太!
クラスメイトの彼は何者ですか???
物凄く気になるんですけどぉ~