ファントム・ケーブル/牧野修 | mokkoの現実逃避ブログ

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現実から目を背けて堂々と楽しむ自己満足ブログ


ページ数:332P
発売日:2003年03月

「ヒトゴロシ」吉住にかかってきた電話。
それは一方的な罵りだった。
彼は身に憶えのない中傷に怒り、表示された番号に掛け直すのだが、
それは使われていないものだった…。
その電話がきっかけで吉住は一つの事件を思い出していた。
自分が紡がなければならないもの、
闇に魅入られてしまった者たちの物語のことを―。
常識のように、現実を侵食していく異形の恐怖を描いた傑作短編集。
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初めましての作家さん。
Mirokuさんに頂いた本です。

↑クリック レビュー

初めましての作家さん。
8篇の短編集・・・だが、表題作は、最初に登場するけど
続きがあって完結します。

「ファントム・ケーブル」
「ドキュメント・ロード」
「ファイヤーマン」
「怪物癖」
「スキンダンスの階梯」
「幻影錠」
「ヨブ式」
「死せるイサクを糧として」
「ファントム・ケーブル」

ホラー系小説を読むたびに、恐怖には色んな形があると
思っていたんだけど、またも新しい恐怖にご対面である。
そうか・・・これも恐怖だよね・・・って感じ

怖いもの見たさって、あるでしょ
食べ残しの入った弁当箱を洗うのを忘れていて
夏休み最終日に気付いたみたいな・・・?
それを心の準備もしてない状態でいきなり見せられる感じ。
問答無用の待った無し・・・( ̄□ ̄|||)(||||▽ ̄)

グロイ・・・
グロイにも色んなグロさがあるんだと知った
神も仏もあったもんじゃない
嫌な事をされて、頭の中で残酷な仕返しを妄想たりするけど
mokkoの妄想なんて、可愛いもんですわ
まったくもって、やられまくりましたよ(-。-;)

何がやられたって、活字を読んでいるだけなのに
その様子が詳細に見えちゃうのよ
簡単に妄想できてしまうのよ
ゲロゲロでした(^◇^;)

気に入ったものを選ぶというのもなんですが
「怪物癖」「ヨブ式」「死せるイサクを糧として」

理不尽でゲロゲロでドロドロな悪夢のようでした

_| ̄|○