空ノ鐘の響く惑星で/渡瀬 草一郎 | mokkoの現実逃避ブログ

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ページ数:301P
発売日:2003年12月

毎年、ある季節になると、空から鐘に似た音が降ってくる世界。
『御柱』と呼ばれる宙に浮く巨大な柱がある世界。
そんな世界に生じたひとつの噂話―。
“深夜をまわる頃、『御柱』の一部に、若い女の姿が浮く―”
事実を確かめに行ったフェリオの前に現われたのは、
御柱の中に浮かぶ異装の少女の姿だった―。
一人の少年と少女の出会いが歴史を創る…!
『陰陽ノ京』、『パラサイトムーン』の渡瀬草一郎が
渾身の力で作り出す『世界』と『人々』が向かう先は―。
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Mirokuさんから頂いた本です。

 ↑クリックレビュー

著者名に見覚えがあると思ったら
『陰陽ノ京』シリーズの人でしたぁ~
あれは面白かったです。大好きです。
そうかぁ~あの著者のSFかぁ~
っていうか、SF続いてます(^◇^;)
一気に読んでしまえと思ったんですが
Mirokuさんチョイスは流石ですね♪

面白いじゃないですかぁ~
王道王宮物語@SFサスペンスって感じでしょうか?
母が落ちぶれ貴族で、しかも第四王子なもんだから
王位継承からは外れていて、更に王宮の中では
ハブにされてるという可哀そうな環境。
本人は寂しいけれど、気にしない。
権力闘争に巻き込まれたくない。
でも平気。
剣の師である王宮騎士団団長や、その仲間達がいるんだもん♪

ありがちだけど、第四王子が、一番賢い。
しかし、脇役を含めてキャラが立っている。
描き方が上手い。

王宮から目の届かないところに置くために
役目を与えられて、離れた神殿に飛ばされたフェリオ
『御柱』と呼ばれる宙に浮く巨大な柱から
一人の少女が現れる。
彼女をこちら側の世界に引っ張り出したフェリオだったが
彼女が逃げ出して・・・?
神殿騎士団やら、司教に錬金術師まで動き出して
大騒動に・・・

年に一度、空から響く鐘に似た音とは・・・
そして御柱を通ってやってきた新手・・・

ヤバイ!シリーズだった!!!
12巻が最終巻らしい・・・
うわぁ~気になるけど、これ以上シリーズ抱えるのは
無理っす!!