
発行年月:1998年12月
サ イ ズ:522P 15cm
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された
生活を送る天才工学博士・真賀田四季。
彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい
両手両足を切断された死体が現れた。
偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生
西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。
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S&Mシリーズの第1弾
なんと本作がデビュー作とは!
本当は4作目なんだけど1作目に持ってきたらしい。
シリーズとして順番整えるために色々弄ったらしいけど
4作目にして、このテンションですか?
すごいですねぇ~
読むのに結構時間がかかりました。
プーしてたから、通勤読書ができなかったのだ(^◇^;)
ドラマ化すると聞いてから焦って読み始めたものの
間に合うはずもなく、ドラマの配役が自分のイメージと
違っていたのでドラマは観てないです。
あとでまとめて観ます(^◇^;)
やはり読みやすい。
京極さんもそうなんだけど、厚いけど読み始めたら
引き込まれて止まらなくなるという感じ。
理系ミステリと呼ばれているそうですが
確かにプログラム作成系の用語がバンバン出てきます。
そんな会話はチンプンカンプンだけど気にならないし、
ラッキーな事にシステム作ってる部署で仕事してたので
ウイルス探してたり、裏画面っていうの?そういう
画面で作業してるところを見てたので
なんとなく目の前に映し出される画面の想像できました。
舞台は孤島のハイテク研究所。
ヒッキーでズボラな人には超快適空間。
もちろん脳みその質が問われますけど・・・
孤島というだけで密室が成立するのに
ハイテク研究所と、更に厳重管理の1室で起こった
3重の密室殺人。しかも猟奇的。
それはそれは衝撃でしたよ。
まさか!そんな!
ネタバレするので詳しくは書かないけれど
内容とは別の事まで考えてしまって、
一時的にストーリーから思考が脱線したくらい。
西之園萌絵のお嬢様っぷりは半端なくって
色々顔が利くお嬢様って貴重だわぁ
そして犀川先生。いい味出してます。好きです。
ある意味ギャップ萌えです。(*´◇`*)
いや・・・耐えてるところがいいのか?
ちょっと自分、S思考入ってしまいました。
そして天才工学博士・真賀田四季
いいなぁ~好きだなぁ~会話がいいなぁ~
高ピーじゃない天才ってワクワクします。
これは四季シリーズ読まなきゃいけないですねぇ
とりあえずは順番に読みましょう。
トリックはさっぱりわからなかったし(^◇^;)
全然別の人を何かやりそうだと気にしてたくらい。
犀川先生の思考に変に誘導されました(○ ̄m ̄)
作品からイメージしてたのと全然違って
すっごく面白かったです。
ちょっと浮気してから、シリーズに戻ります。
あぁ~楽しみ(*´◇`*)