
発行年月:1998年06月
サ イ ズ:273P 16cm
俺は同僚の片岡のデートのために一晩部屋を貸してあげた。
その後、そのことを片岡から聞いた2人の同僚、本田と中山にも
部屋を貸すことになってしまう。
3カ月後のある日、いつものように、車から部屋に戻ると、
見知らぬ女が寝ていて…。(「寝ていた女」)
あなたのそばにいる優しい人が、いつの間にか怪しい人びとに?。
著者ならではの斬新なトリック満載の傑作推理集。
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恥ずかしながら、東野作品初読みです(^◇^;)
読むのが遅いからね、映像で見られるのなら
それで済ませたい性質なんです。
とは言っても、ガリレオのドラマと映画だけなんだけどね。
ちなみに、東野作品を読んだ事がないと言ったら
会社の人から東野作品を4冊ほど貰っちゃいました(o^o^o)
読んでる本があったので、隣の席の人が先に読みたいってことで
4冊預けてあります。
そのかわりmokkoがあげた本が、オマケ欲しさに購入した
作家アリスシリーズ(火村シリーズ)の1、2巻(^◇^;)
基本、1度読んだ本は二度と読まない。
さて本作は、mokkoが東野作品を読むなら、これがいいだろうと
mirokuさんにお勧めしてもらって購入しました。
さすがわかってらっしゃる。
読みやすい上に、面白かったぁ~о(ж>▽<)y ☆
「寝ていた女」
主人公カワシマは、会社の男たちのデートの為に
自分の部屋を貸して小遣い稼ぎをし始めた。
ある日の朝、時間になったので自宅に戻ると
知らない女が寝ていた。
部屋を貸している誰かの女だと思ったのだが
誰も彼女を知らないという・・・
「もう一度コールしてくれ」
友人と老婆の家に強盗に入る計画を立てたものの
失敗して逃亡する羽目になったのだが、逃亡先として
友人に指定された老人宅は・・・
「死んだら働けない」
仕事的には非常に信頼のおけるベテラン社員だが
まじめ過ぎて妥協を許さないところが煙たがられていた。
ある朝、出社してみると、男が休憩室で死んでいた。
頭部を殴られた状態だったのだが休憩室の内側からは
鍵がかけられていた・・・
「甘いはずなのに」
数年前に妻に先立たれ、その後、尚美と知り合ったのだが
一人娘は尚美になつかない。
その娘も事故死して、再婚することになり新婚旅行先の
ハワイに向かったのだが、男には別の目的があった・・・
「灯台にて」
臆病な僕は一大決心をして一人旅に出る事にした。
ところが同じ大学で幼い頃から付き合いのある佑介も
一人旅をするという。
青森から下るルートを取る佑介と、福島から北上する
ルートを取る僕。途中で合流してから分かれて
一人旅に戻る予定で旅が始まったのだが・・・
「結婚報告」
出版社に勤務する独身OLの智美のところに
短大時代の友人:典子から結婚報告の手紙が届くのだが
同封されていた写真に写っていたのは典子ではなかった。
「コスタリカの雨は冷たい」
トロントに転勤となった僕は妻とコスタリカに
旅行に行ったのだが、到着早々、強盗に襲われる。
何とかホテルまで戻ったのだが・・・
やはり読みやすいっていうのと、文章が好みってのが
一番だよねぇ~
さて、貰った本はどんな内容なのか・・・
最初の1作は物凄く暗いというか重いらしい・・・
ってことで読むのは当分先ってことだな(^◇^;)