
一度だけ、電車で寝過ごしたことあります。
しかも終電で!
ちょっとトロンとしたと思ったら
知らない景色で焦ったわよぉ~
駅名を見たら、1駅乗り過ごしただけだと思ったものの
時間が時間だし、真っ先に考えたのがタクシー
階段駆け上がって改札抜けて階段駆け下りて
慢性運動不足の体にはヘビーでしたよぉ~
案の定。タクシーなんて1台もいない(||||▽ ̄)
道を知らないので歩いて帰るのは無謀過ぎる。
線路づたいに必ずしも道があるとも限らないし・・・
とりあえずタクシー乗り場で待つ事15分
15分待つだけで済んだのはラッキーでしょう。
しかし、甘かったぁ~
東京の道って、どうして三角を組み合わせたようになってるの?
田舎の道は碁盤の目のようになってるから
ある程度の距離感はつかめる。
しかし、予想に反して暗い道を延々と走って
ようやく見知った景色に出くわしたので駅の近くの
コンビニで降ろしてもらった。
三千円の出費でした。
しかし不運はここで終わらない。
コンビニで買い物をしていたら、坊主頭で背の高い
上下グレーのジャージを来た男がいた。
いかにも怪しい感じだったのよ。
こういう場合は、目を合わせず平常心を保つ!
そして外に出ても決して走らず、普通に歩く。
とにかく歩く!
mokkoが店を出たすぐ後に、誰かが外に出た音はしていた。
でも決して振り返らずに普通に歩く。
しかし、やっぱり後ろが気になるのよ。
振り向いちゃいけないと思うんだけど、気になるのよ。
思い出したのはギリシャ神話のオルフェウス
死んでしまった愛しい彼女を取り戻したいがために
黄泉の支配者ハデスの元へ行き、彼女を連れ帰りたいと願い出た。
ハデスは地上に帰り着くまで決して振り向いてはいけないと
条件を出すのだが、オルフェウスは振り返ってしまうんだなぁ~
哀れ彼女は黄泉の国へと逆戻り・・・
何てことを考えながらも、ここは神話世界じゃないと
振り返ったら・・・
コンビニ前の街灯の下で、こちらをジーっと見ている男
間違いなくさっきの怪しい大男
目が合ったと思った瞬間に「あ~~~!」と
奇声を発しながら両手を上げて
覆いかぶさるような勢いで走ってくる。
いやぁ~(((p(>◇<)q)))
誰か夢だと言ってぇ~(((p(>◇<)q)))
あの時の恐怖ったらないわよぉ~
胃袋やら心臓やらが一瞬で縮んで、背筋から緊張が駆け上がるのよ。
この場合は迷わず走る!全力で走る!死に物狂いで走る!
慢性運動不足でも、死ぬ気になれば全力ダッシュは出来る。
少ししてから振り返ったら、男の姿は見えなくなっていた。
とりあえず何度も後ろを振り返りながら帰宅したけど
もうあんな思いはしたくないわぁ~
終電で寝過ごすのは本当に怖いです。
あれ1回しかないんだけど、あの1回が
とんでもない恐怖体験になってしまったのでした。
マジで怖かったぁ~(/□≦、)