部屋の中から声を掛けてみた。

( ̄O ̄;) お!立ち止まった!
しかも腰を下ろしたぞ!

こやつは、前に見かけたことのあるネコさんだ。
ここんところ姿を見せなかったので
縄張りを変更したのかと思っていた。
そんなことを考えていたらベランダ内に侵入してきた。
網戸越しに部屋の中を覗き込み、ギャオと鳴く。
だからmokkoは教えてやった。
「今は3匹のネコがウロウロしてるから虐められるぞ」
ギャオ
「本当にわかってる?奴らはいつもケンカしてるぞ」
ギャオ
「あんたとお揃いのネコさんもいたぞ」
ギャオ
「奴は白黒ネコだったけど、鼻の周りが黒いのよ」
ギャオ
「君とお揃いでしょ。君も鼻の周りが茶色だから」
ギャオ

そして、珍しくオカンが立ち上がったら逃げた。
普通は逆なのよ。
オカンが声を掛けてネコさんが寄って来て
mokkoが傍に行こうとすると逃げる(-"-;)
珍しいこともあるもんだと思っていた。
そして今日。オカンが出掛けた後で
ベランダでカサリと音がした。
ベランダのサッシに陰が映っている。

昨日のネコさんだ。
朝は涼しかったので網戸にしてサッシを少し開けていた。
黙って見ていると・・・

開いている隙間から顔を見せてギャオと鳴いた。
「また来たの?」
ギャオ
「そんなところから顔出しても開けてあげないよ」
ギャオ
「3匹のネコさんがウロツイテルって教えたでしょ」
ギャオ
「昨日は無事でも今日やられるかもしれないよ」
ギャオ
立ち上がって上から見下ろしてみたら
耳の後ろに血の塊みたいなのがベットリ
「もしかして既にケンカしちゃったの?」
ギャオ
よく見ると首から背中から毛がむしれて傷だらけ
「だから昨日教えたでしょ~人の話を聞かないからだぞ」
ギャオ
「まったくオバカなんだからぁ~」
と溜め息をついたら、激しく抗議?された
網戸に顔を引っ付けてギャオギャオ

「そこ、怒るところじゃないから」
ギャオ
「自業自得っていうんじゃないのか?」
ギャオ
こんなに長く会話したことがなかったので
mokkoも飽きてきた。
「しばらくそこで反省してなさい」と言ってサッシを閉めた。
本当にしばらくそこにいた。
地面に正座させられた子供みたいだ(○ ̄m ̄)
そのうちいなくなったけど・・・
明日も来るのかなぁ~
またケンカしないかなぁ~(-。-;)
体格的には勝ってそうなんだけど・・・
いや・・・それよりも、ネコさんに相手してもらった♪
何か話す度に、ギャオって返事するの
о(ж>▽<)y ☆
ちょっと感動だわぁ~ヾ(●⌒∇⌒●)ノ
mokkoやるじゃん
<( ̄^ ̄)>