カムフラージュ | mokkoの現実逃避ブログ

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初めての告白・・・
これが好きな人への告白となると話は違ってくるのだが
mokkoの初告白は、自己防衛のためのカムフラージュであった。

これ以上の悲劇があろうか??
「初」を汚してしまったのだよ・・・
小学校4年の悲しい思い出・・・(p_q*)

mokkoの初恋は幼馴染のやっちゃんだと思う。
思う・・・というのは、「好き」と意識する前に
「好きじゃない」という証明をしなければいけなかったから。

やっちゃんとmokkoはお隣さん同士。
お互いの家が少し離れてたけど
お互いの部屋の窓は向かい合っていた。

同じ保育園で、いつも一緒に帰っては一緒に遊んでいた。
しかし、保育園の中にやっちゃんを独り占めしようとする
T子という奴がいた。
こいつのせいでひと騒動起こるわけだが、お題が違うので省く。

保育園の時でさえ、T子みたいな奴がいるんだから
小学校に入ったら、どういうことになるか
当時のmokkoには想像すらできなかった。

やっちゃんは、あっという間に人気者になった。
mokkoとやっちゃんが幼馴染で、家が隣同士だってことも
すぐに知れ渡った。
やっちゃんファンの嫉妬の視線がmokkoに向けられる。
しかし、例えガキだろうが、そこは女。
姑息な手段に出るのだよ。

「mokkoちゃんは、やっちゃんが好きなの?」
「そんなことないよ」

「だっていつも一緒に帰ってるじゃない」
「家が隣なだけだよ」

「じゃあmokkoちゃんはやっちゃんが好きじゃないのね
 よかったぁ~♪
 mokkoちゃんだけに教えてあげる
 私ね、やっちゃんが好きなの ( ̄▼ ̄)ニヤッ」

これは女の作戦の1つである。
先に好きだと告白するというよりも、
先に「好きじゃない」と言わせる作戦よ。
人気者を相手にするには、邪魔者を抹消するしかない。
後から好きだと白状しても、好きじゃないって言ったじゃない!と
相手を責められるわけだ・・・

ちなみにクラスにはやっちゃんと人気を二分する
もっちゃんという人気者もいた。二人は仲がいい。
彼も家が近所だから、帰るのは3人一緒・・・

mokkoがどんだけ可哀想かおわかり頂けただろうか??
何もしてないのに敵視されていたんだよぉ~(/□≦、)

どいつもこいつも同じこと聞いてくる。
どいつにもこいつにも同じことを答えたmokko。
いいかげんウンザリしたmokkoはやっちゃんを徹底的に無視した。
もっちゃんファンはうるさくなかったのよね・・・

それでもやっちゃんファンの攻撃は止まない。
やっちゃん見たさに、mokkoの家に押しかけてくるのだよ。
よく言えば「恋のパワー」
言い方を変えれば「女の執念」である。

そんな時、mokkoが風邪でダウンしてしまい
朝の集団登校で弟を学校に連れて行ってくれた
2つ年上のSさんのことを聞いた。
お礼を言いに行ったら、これがまたイケメンだった。

そこで閃いた。
これはカモフラージュになると・・・
おりしもバレンタインデー直前。
その日まで、mokkoはSさんがどんなに優しくて親切で
イケメンかをクラスのやっちゃんファンに聞こえるように熱弁。
やっちゃんファンは、あっさり引っ掛かったかに見えたが
ガキでも女はあなどれないのだよ・・・

結局、Sさんにチョコをあげるところを
見届けに来た・・・(,,-_-)

好きでもないSさんにチョコあげましたよ。
好きですと言いましたよ。
これがmokkoの初告白になってしまった。
どうよ!こんな悲劇が他にある??
以前のブログネタ 転校生に関する思い出  は
ちょうどこの告白の後になるんだけどね・・・

どういう訳かやっちゃんとは保育園から中学3年まで
同じクラスでした。
何の恨み?呪い?祟り?
長い長い悪夢だったのですよ・・・

高校はさすがに別の高校に進み、入学と同時に
mokkoは引っ越した。

あの騒動がなかったら、悪夢の時間は存在しなかったのに・・・
好きでもない人に告白することもなかったのに・・・

悲しい初告白の後悔の思い出でした。

そして・・・

黒と茶の幻想を読み終わった時
登場人物:節子の
「女の子というのは
幼稚園のガキでも色恋の感情に敏感である」
という語りに大いに納得したのであります。



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