ジョンポール常時林檎~音のこと なんやらかんやら 雑記 -76ページ目

キャッチ=22 ひとりごと




最近、多少目が悪くなり、読書が苦痛になる。
特に昔の文庫本は文字が小さく読みずらい。だが、気に入って何度も読み返す性質なので、昔からの蔵書は捨てられず、ただでさえ狭い部屋のお荷物となる。

今は出版関係の仕事をしているのか、家業を継いでいるのかわからないが、
高校時代の友人が当時、ミニコミのようなものを始めて自作の短編小説やら詩やらを編集しては周囲に回覧させていた。面白半分に深夜ラジオに投稿するハガキ職人のような感覚で自分もいくつか投稿していた。

卒業後、何年かしてその彼から手紙が来た。小さな出版社に勤務する傍ら、自身で発行しているミニコミ誌が添えられていた。
手紙には昔、投稿した自分の短編小説のことが細かく書かれていた。
「お前の書いたのとよく似ている。ぜひ読んでみてくれ」と、一編、小説を紹介された。

「キャッチ=22」舞台は第二次大戦中のアメリカ空軍基地。
さまざまな奇人、変人、あるいは狂人が死地に向かう。
そこには軍規22項「狂気に陥ったものは自ら請願すれば除隊できる。ただし、自分の狂気を意識できる程度ではまだ狂っているとは認められない」など
不条理な軍事規定が兵をしばりつけている。

全編これ不条理のかたまりで、ストーリーの時間軸すらバラバラ。
だから冒頭からまじめに読むとわけがわからない。
が 読み進むうち 頭の中でひとつひとつのエピソードがジグソーパズルのようにかみ合う。
どこから読もうが読み始めが読者にとっての冒頭シーンとなる。

「世の中こんなもんすよ」と作者が自嘲気味に笑っているように思えただけの
、初めて読んだ20代の頃からずいぶん時間もたっている。
世の中で現実に起こるさまざまなことが、この小説を後追いしているかに思える場面にいくつか遭遇もした。

「ね 言ったでしょ こんなんでしょ」と作者は相変わらず半笑いだ。

これを観られるとは ありがたし

James Paul McCartney (Japanese Broadcast Version) [Best Quality]

編集ものだがまぎれもない「NHK 世界のワンマンショー」ヴァージョン。
自分が見たのは1976年だった。テレビの前にラジカセ置いてはじめてライン録音。そのテープはいまだに持ってるが、こうして映像で観られるとは....
ビデオなんてまだまだ出回る前だから この頃のテレビは真剣に見てたなあ。

思えば1975年。Paul McCartney&Wings来日が最初の頓挫(薬物犯罪歴でビザ取り消し)しょうがなくオーストラリア・メルボルンのライブをテレビでやってたっけ。




楽器チェック

ちょいとお知り合いの方のギターが落として壊れてしまったらしく
かなりの傷みらしい。今宵から必死の修復作業となるようだが
うまくいくことをお祈りしております。

改めてわが身を振り返ってみますと、自分の楽器も少々割れの隙間が広がってきた模様。またもや接着剤で補修。
乾燥をまつあいだ 別のギターを出してチェックをしてみる。
弦をチューニングすると張力でやや順反りとなっていたのが、10日ほど弦を緩めて放置するとまっすぐになる。弾かないときはほとんど緩めてあるので7年経った今でもたいしてネックの反りは来ていない。一週間も張りっぱなしで置くと、多少順反りがくる。
人によっては、ネックが落ち着くまで、ある程度乾燥して強度が増すまでは張りっぱなしにしておくのがよい とのご意見もあるが、どうなのだろう?

つぎにナットを見てみる。黒檀のネック補強材が入っているギターなもんで
ナットをはずしてみると真ん中に補強材が見える。
弦をはずした状態で溝にナットを置いて見ると補強材がほんのわずか浮き上がった状態で、水平ではない。つまりナットと溝が完全には接触していない。
とりあえず溝の真ん中の補強材を削り、ナットを密着させる。

さて、弦を張って音にどういう変化があるか?ここが一番の問題であり目的だが
やっぱりわからん。
多少、使い込んだ弦でもいったん緩めて張りなおした直後ははっきりとした音になる。新品弦でも張りたてで鳴る楽器と、2~3日して落ち着いてから鳴り出す楽器もある。自分で弾いての確認となるから自分の主観オンリーの判断なので
、録音でもしない限り確認は難しい。(録る、となるとまたマイクの種類やら位置やら レコーダー、アンプ、スピーカーのことなど山のように判断材料が増えてくる)
弦も張った直後と延びてからではテンションもぜんぜん違うし、テンションが音質に与える影響は非常に大きい。
加えて、欲しい音の弾き方がある程度わかると、楽器の状態に合わせて弾いてしまうので、その楽器のチェックがいよいよ難しく曖昧なことになってしまう。

まあ、音は十人十色。イメージだからなあ。

NINE 映画とお芝居と


NINE-Cinema Italiano Kate Hudson (4 minutes)


昼2時から劇団ドラマシアターども自称若手組「花鳥諷詠」
そのあと映画を2本「不思議の国のアリス」「NINE」と立て続けの日。
NINEにいたっては2度目。音楽が良いのもあるが、うちの近所のワーナーマイカルさん、そこの音響が心地よい。
ひさしぶりに「音」について考えさせられた一日であった。
今日は前述のお芝居も見た。もちろんお芝居にも「音」はある。CD,MD,サンプラーなどで音響さんが出す「音」、役者さんの「台詞」、衣装の衣擦れ、足音、
空調の音、などなど。
お芝居は日常とは違った空間にあるもので、言ってみれば「嘘」のかたまりであると思っている。作家が作った架空の話をもとに舞台を作り、役者がメイクやら衣装で化けて、照明、音響がイメージを膨らませる。いわば総がかりで観に来たお客をだますのだから大変な仕事だとも思う。であるがゆえ、ほんのちょっとしたことで観ているお客が醒めてしまう、白けてしまうことがよくある。その原因が「音」というケースがこれまた多々ある。
例をひとつあげれば「役者の足音」。足音を自分でコントロールできればその役者は一人前、と以前聞いたことがある。時には台詞、表情と同等かそれ以上に役の心理を表し、ひいてはシーンそのものを左右するからなのだろう。
たとえば舞台設定が屋外の広い野山という設定だとして、役者が動く。そのときの足音が必要以上に大きく、いかにも平台の上を動いている音が聞こえてくると いきなり現実に引き戻されてしまう。また、役者が上手か下手かどちらかに走り去るシーンがあるとして、足音を大きくたてて走ると幕の中で止まったことがお客にはわかる。

衣装やらメイク、演技がいかに巧妙でも無意識にたてる足音で、せっかく創り上げた虚構の異空間からお客が醒めてしまうこともあるということを、あらためてお客の立場でいると感じさせられた。

今回このお芝居にはフリーの女優さんの「北本京子」さんが出演している。
とにかくリアル。舞台に立って演技をしているってことを感じさせない。
昔からそこにあった岩とか、樹木とかのレベルでした。お見事。




ようこそVeohってなあ おい

なんてことなく復活。あっけなく復活。なんだかなあ
結局サーバー移転だけだったんかい。TOPページかわらんし

ここは日本のテレビ番組、ちょっと前のバラエティー系がこれでもかとばかりに
充実してます。
動画検索してyoutube,ニコ動などで無理なものはひょっとしたらみっかるかもしれない

とりあえず無料でよかった。


酪農大も新学期となりブルーグラス研究所にも新人君がちらほら。
「追い出しコンサート」のCDをとどけに伺ったときに
ビル・モンローのCD3枚セットを借りる。なにかお返しはないかと探していたらば、ジャンゴ・ラインハルトの10枚組CDboxが出てきた。
とりあえずiTuneにとりこみ CD-R2枚にまとめる。

ジャンゴ・ラインハルト&ステファン・グラッペリ

なんかこれ いつ聞いても癒される。この人の使っているギター、今でこそ復刻されたりして割と入手しやすいですが(お値段は別として) 
この人にハマっていた若い頃、そんなものは周りになくてやむなく買ったのが
ARIA Pro Ⅱのピックギタータイプのエレアコ。Ele chord AE-100


さすがにジャンゴサウンドとは程遠く、どちらかといえば玉川カルテットに近い使い方ではあったが........。
考えてみりゃ83年購入だから27年前。これも立派なジャパン・ビンテージだぁ。いまんとこ出番もなくまして弦も張ってない。
そろそろ使うかぁ。