首の両サイドに縦に長い黒い線がはっきりと
わかるようになってきた。
全体の赤みもだんだん増して来ている。
炎症治療用とかゆみ止めの軟膏とを
シャワーを浴びた後塗っているが痛痒い
という感じで、普段はそれほど気になるほどではない。
大きな変化はこの頃から激しくむせるような咳が
出るようになってきている。
強めの咳止めを処方してもらいこれにより
昼間起きている時は抑えられている感じだが、
夜はたまに止まらなくなる。
喉の内部の痛みは日が経つ毎に増して来ているが
痛み止めを飲んでから、まだ今のところは
お粥中心の食事でなんとか完食できている感じだ
腫瘍の状態は
盛り上がっていた大きな腫瘍は全くなくなって
きていて、平になっている
声帯部分周辺に少しだけ乳頭腫らしき
ものがまだ残っている感じだ
でも直達鏡を挿入する時の反射がかなりひどい
鼻からいれるスプレーの麻酔液を多めに入れる
ことで今までは多少、喉の奥でファイバーの先が
触れても反応はなかったが
今は挿入して直ぐに「おえっ!」という反応が出てしまい
気菅部分の奥の腫瘍の状態が全く見られなくなってしまっている
声帯下7cm下にある腫瘍に対しての放射線投射を
止める判断材料がなくどうするか検討する事となった。