首の外側は赤くなっているが大きな変化はない
喉の中の痛みは以前より増している。
喉の奥で何かが触るようなズキッという痛みが
あり突然咳き込む事がある。
その為痛み止めの薬を変えてもらった。
前回も書いたとおり
投射範囲が通常より広いことによる副作用を心配し、
できるだけ早く投射範囲を狭めたいと以前から
ドクターが言ってきていた。
しかし26回目以降 喉に内視鏡を挿入する時の
反射がひどく、気菅内部の様子を見ることが
出来ない為に、その判断ができなかったようだ。
そして、その判断方法としてCT検査を実施する
こととなった。
それにより声帯下7cm下にある腫瘍がどうなってるかを
見た上で、この部分の放射線投射を止めるかどうかを
判断する事となった。
検査終了後、ドクターから説明があった。
以前気菅にあった腫瘍をパソコン上に映し出した
大きさは正確にはわからないが多分
気管の大きさからすると直径が3~5mm位だと思う
次にその画面に並べて今の状態の画像を
読み込んだが、そこには以前あった気道内の
腫瘍はどこにも見当たらない
結論は放射線治療26回目の段階で気菅内の
腫瘍は消滅したと判断するとのことだった。
心の中で胸なでおろし、ホッとした。
その後の説明では、直ぐにでも気道部分の放射を
止めても良いし、一般的な転移の放射線量上限量の
10グレイを追加したところで終了してもよいと言われ、
その判断は患者に委ねるとのことだった。
自分が出した回答は
放射線治療はもう二度と出来ないことを考え
もしこの10グレイをやらなかったことで後悔したく
ないので、多少辛くともあと10グレイをかけてから
気道部分の投射をやめることを選択した。
そしてやっと今回30回目の放射線治療が終了した。
明日から範囲をぐっと狭くしてでの投射となる。
とうとうここまできたかという感じだ
あと少し!