息子は6年
娘は5年(キンダーも入れて)
になります。
この、子供達が通う学校には、
ナビゲーターバック
という、学校からもらえる
チケット？
金券？
クーポン券？？
みたいなシステムが
数年前からあります。
このナビゲーターバックをもらうには
良い態度と
良い行いをしないといけません。
つまり...
心がひねくれてる私からすると、
このシステムは
ナビゲーターバックを集めるという子供達の欲を利用して、
子供達を良い子にしたてあげる学校側の罠に、まんまと子供達がはまり、
先生が扱いやすい良い子供達を作りあげて行くという怪しいシステムなのであります。
お金の奴隷になってしまっている
我々の応用にも見えます。
そんな風に見ているのは私だけですが...
とにかく、このナビゲーターバックを集めると、
学校で用意されているガラクタおもちゃや、文房具が買えます。
このお買い物の時間も子供達にとっては
最高に楽しいので、
必死になってお利口になり、
ナビゲーターバックを集めるのです。
が！！！
やはり、
ナビゲーターバックに対する反応も
子供達でさまざま。
例えば、うちの娘は
ナビゲーターバックの罠に
すっかりハマってしまった1人。
何をどうやって
稼いできたのか、
娘は何十枚もナビゲーターバックを
持っていて、綺麗に保管し
時々、ガラクタおもちゃと共に帰宅します。
娘いわく、クラスで1番ナビゲーターバックを持っているらしい...
彼女は学校では典型的な
良い子なのです。
(家では怪獣なのに...)
私とは正反対のタイプですが、
それが娘なので、
娘の好きなようにしていただいてます。
一方、
息子はと言うと...
ナビゲーターバックに興味がないどころか、
鞄の中の整理をする時、
ゴミと一緒にナビゲーターバックを捨てます。
それにはさすがに私も
えー！！
それ、捨てていいの？？
と言ってしまいます。
が、息子は
オレはな、こんな紙切れのために自分を変えて、お利口になんかならへんねん。
このナビゲーターバック貯めて、欲しいゲーム買えるんやったら貯めるけど、
いらんものと交換して、ゴミになるん、もったいないやん！
と言いながら、
娘がもらってきた、その辺に放置されてるガラクタおもちゃを指差してました。
それもそうだな...
子供達でもいろいろ受け取り方があるんだな...
と思っていたある日...
息子が、新しいえんぴつを何本か、
学校から持って帰ってきました
それ、どうしたん？？
と、私が聞くと、
今日、ナビゲーターバックで買い物する日やったから、これと交換してきてん。
と、えんぴつを見せてきました。
あんた、ナビゲーターバック持ってたん？
てか、何してナビゲーターバックもらえたん？
と聞いてみると...
オレな、授業中にトイレに1回も行かへんかってん。
...
あまりにも衝撃的な理由で
私は一瞬、脳ミソが停止しました...
えっ？？
授業中にトイレ行かへんだけでもらえるん？？
そんなん、みんなめっちゃもらえるんちゃうん？？
と聞いてみると...
オレくらいやで。授業中トイレ行かへんの。
みんなめっちゃ行きまくるねん！
って...
まーじーかー
6年生でも、
授業中トイレに行く子が多いそう。
ちなみに娘に聞いてみると、やはり授業中トイレに行く子は多いそうです。
私は休憩時間にトイレ行くけどな...
と、得意げに言う娘でしたが、
当たり前じゃ！！
と、突っ込んでしまいました。
なんか...
良い子の基準が
私の思っていた基準と
違っているのかもしれない...
と、私の固定観念をひっくり返す
ナビゲーターバック事情でした。
これなら、怪しいナビゲーターバックのシステムも必要なのかもしれない...
ところで、ナビゲーターバックに興味がなく、欲しい物もないと言っていた息子がもらってきたえんぴつと言うのが...
ちょっとムリな人もいると思うので、
スペース開けて写真貼ります
閲覧覚悟でお願いします
見にくいですが
よく見て下さい
ムカデ...とか
カブト虫とか...
アリの...
気持ち悪い虫柄のえんぴつでしたー
ママ、
このえんぴつ、
どこも持たれへん...
と私が言うと、
これが1番ええやつやってん！
と、息子は得意げでした
息子はナビゲーターバックをあまりもらえないので、買えるのはえんぴつくらいらしい...
でも...
他にもチョイスはあるはず！！！
てか、このえんぴつ作ったん
誰？？？