MGModelPlusのFerrari156/85を製作しています。
エンジン、ミッションを固定し、各所の配線、配管を固定していきます。
ミッション上のオイルタンクから伸びるメッシュホ-スは、半田線を板やすりの上で転がし、
テクスチャ-を付けたものに内径1.2φのさかつうのヘキサ型フィッティングを使用しています。
一部に保護材が巻かれている部分の再現として、収縮チューブを使いました。
ヘッドカバ-から伸びる3本のステイは、タービンの補器類に繋がります。
ヘッド側の取付には、資料に倣いアルミパイプの先端を斜めにカットしたものを使用しています。
ミッションですが、オイルク-ラを新造し、スタビライザ-も作り変えました。
根本的にスタビの取り付け位置がおかしく、プルロッドの取り付け部を含め、
作り直しました。
ラジエーターのフィンに表示されるIPRAのロゴです。
GPによっては上下逆さまの仕様もありますが、模型的に通常に読める配置としました。
本来は、吹き付けで表現されているロゴですが、今回の模型ではデカ-ルとなります。
伝わりにくいですが、フィンの穴一つひとつにカッタ-で切れ目を入れて穴を貫通させました。
フォ-カスがズレていますが、スタビ調整用のパーツも新たに作成しました。
こちらは、キット付属の実車の資料写真です。
この画像になるべく似る様に、各所を改修しました。
今更ですが、ディフューザー部分は赤色系にみえます・・・
1985年当時も1.5LのV6エンジンですが、2025年現在のエンジンの姿とは大きく異なりますね。
この後、ブレーキ配管を追加します。配管の行き先を辿っていくと、
今回のMGModelPlusのキットには、モノコック側の補器類が大分足りませんが、何とかそれっぽくは見えます。
こちらは付属CDに入っている、完成見本の画像です。
配管類が大分適当で突っ込みどころ満載の画像ですが、
”深く考えずに、キットをそのまま組み立てるとこうなります”という、
製作者としては勇気を貰える画像です。こういう風にならない様にと・・・製作するうえで参考なり助かります。
最終的に作り手次第で精密にも仕上げられるという、素性は悪くないキットという事なのでしょう。
今回はここまでです。










