Aston Martin DBR1 1959 Le.Mans 24h winner 完成です。
MFHの1/12スケ-ルキットを製作しました。
MFHキットの進化は素晴らしく、ボディを始め、各パ-ツは細いバリの処理はあれど、
曲げたり、切ったりする修正の類はほぼ不要でした。
精度に比例して、価格も高価なキットです。
MFHのキットについては、大抵中古か、発売後だいぶ時間が経過して値段の下がったキットしかお目にかかれないメーカーのキットですが、
今回は発売して間もないキットを製作させて頂きました。
10年程前のMFHのF1キットなどは、精度は他のメ-カ-に比べれば圧倒的に良いものの、
それでも修正はどこか必ず必要でした。
今回は削る事はあっても、パテを盛る事はドア以外には無かったので、
今後の経年変化にも良い影響があると思われます。
しかしながら、メタルパ-ツは全てに両面バリがあり、この処理にはかなりの時間がかかりました。
今回のDBR1は、ル・マンを走った競技車両なので、電飾も行いました。
照明の再現自体が初めてでしたが、光源にはLEDと光ファイバ-を使用しました。
電源や配線はわかり易い、マイクラフトの製品を使用しました。
品質が良く、コンパクトで、電飾初心者の私にはピッタリな製品でした。
LEDの色は、電球色を選択したので、温かみのある印象です。
配線類は、可能な限り隠蔽しました。
サイドベントから微妙に見える配線には、黒いグラスチュ-ブを被せて隠しました。
エンジンパ-ツ郡です。
全てメタルパーツでの構成で、エンジン単体でかなりの重量があります。
エンジンはどうしてもシルバ-の割合が多いので、一辺倒にならない様に
様々な銀色系の塗料と、下地色を使い分けました。
ボディ塗装はAM-RGを調色して塗装しました。
かなり試行錯誤した結果、自分の思う通りのメタリックグリ-ンで塗装する事が出来ました。
内装はレーシングカ-なので、余計な装飾も無くシンプルですが、
1/12スケ-ルは、各パーツが精工なので、組むだけで自然と精密感が出ます。
ナビシ-ト側にあるフュ-ズボックスは配線を行いましたが、全く見えません・・・
ワイヤ-ホイ-ルは、全てのワイヤ-を一本づつ組み立てて行くという、
根気の必要な構成でしたが、5本製作する事で、
ワイヤ-ホイ-ルの仕組みを理解できました。
この実車に元ついた仕様のお陰で、ホイ-ル単体としてを見ても、
もとても存在感があります。
マフラ-エンドのパーツも、薄いSUSパイプが準備されていて、とても清潔感ある仕上りとなります。
現代の車と違い、各所に適度に隙間もあり、見栄えも良いです。
2021年のMFH最新キットで1959年のAstonMartin DBR1を製作出来たのは、モデラ-として幸せでした。
アストンマーチンらしい綺麗なラインの1/12スケ-ルの模型を破綻なく製作出来たのは、間違いなくキットのお陰です。
内容に比例して価格は高価ですが、おススメのキットです。
キットに含まれない配線、配管類は別途調達が必要ですが、そのまま組み立てても、出来に大きな差異はなさそうな気がしました。
今回は更に電飾する事で、自分なりのオリジナリティが出せたと思っています。
お付き合いありがとうございました。