AstonMartin Vanquish25 1/43 製作記-10 | F1模型製作 mokeibuu

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F1と、アストンマーチン模型の製作ブログです。
仕事終わりの夜間に模型製作していますので、製作があまり進みません。
”丁寧に納得いくまで”をモット-に模型製作をしています。

Vanquish25を製作しています。

 

塗装色の確認です。

調色して今回のVanquish25の青色を作成していきます。

資料の画像を見ていると、大きく分けて、2つの色合いに分かれます。

 

まずはオフィシャルの画像です。

 

フロントのアップ。

 

動画を静止画にした画像。

赤(柴)を感じます。

そして、光が当たる部分は、かなり白っぽく見えます。

 

ル-バ-付近の拡大画像。

ここまでの4枚の画像は、どれも似た近い色に見えます。

 

ここからの画像では、赤み(柴)が消えて、かなり青を強く感じます。

 

その中にも光が当たると白く見える部分が多いです。

 

給油口付近の拡大です。

赤み(柴)がほぼ消えて、純色シアンに近い感じ。そして、白のパ-ル?メタリック粒子?を感じます。

実車は恐らく、濃紺のベ-ス+ホワイトパ-ル+クリアの3コ-ト塗装と思われます。

パ-ル塗装ならば当然ですが、照明や周りの映り込みなどで、見え方に差が出ます。

また、モニタ-や、編集の具合で色味自体が変わっている可能性もあります。

 

少し角度が違いますが、同じ給油口の画像です。

赤みが強く、先の画像とはかなり違います。

 

だいぶ悩みましたが、イメージ的には、この画像のような、

くすんだ濃紺+ホワイトパ-ルで進めます。

1/43スケ-ルの塗装で実車同様に3コ-トパール塗装すると、私の技術では、

パール層塗装時の塗料の希釈、吹き付け圧力、パール塗料の重ね回数、乾燥させる間隔などでムラなどになりやすく、安定しないので、

今回のVanquish25の塗装も、ベ-ス塗装→パール入り塗料→クリア塗装

の方法で進めます。

 

#3000で研いだサフの上に、ガイヤのアルティメットブラックを塗装し、

調色したホワイトパ-ル入りのブル-をかなり希釈して吹いていきます。

 

薄く塗膜を重ねて、ベ-スの黒が見えなくなるまで7.8回塗膜を重ねました。

 

カメラや、照明、撮影時の奥に見える下地の色などで、同じ塗装後でもだいぶ見え方に差が出ます。

 

このあと、カーボン部の処理をして、クリア塗装となりますが、

サンプル塗装では、クリアコートされると、柴がもう少し青よりになる様でしたので、また少し表情が変わりそうです。

 

この様に、撮影の背景色が黒から白になると、カメラ映りは、だいぶ青く見えます。

今回の大雑把な調合ですが、全体を10とすると、

クリアブルー5、 クリアブラック2、 シアン1、 マゼンタ0.5 イエロ-0.2 クレオスの8番の上澄み0.2 AGホワイトパ-ル1+紫パ-ル0.1 といった感じです。

下地塗装は、グレ-よりも、黒の方がパ-ル粒子がより細かく感じられたので、黒としました。

 

今回はここまでです。