ちゃんとなんて育てなくても大丈夫。
そう思って自分自身が少し楽になって、視点を変えてみるように意識したら、
今まで見えなかった子供達の良さが見えてきた。
例えば、
ずっと娘の短所だと思っていた、
刹那的で先のことを考えていないという部分が、
今を楽しむ天才
に思えてきて、逆に羨ましく感じたり(笑)
先生が嫌いだから学校に行かないなんてどうしよう…
っていう長男への心配が、
敷かれたレールから逸れるような生き方を選ぶのって
すごい勇気だよなぁって思えたり…。
そもそも子供たちは、私が思うよりもずっと、結構ちゃんと育っている気がしてきたのだ。
私自身も、
ゲームに没頭する息子の姿にイライラしてばかりいたけど、
むしろ息子の心を日々癒してくれているゲーム機に、ありがたいなぁって感謝したり。
今までなら全然聞く気にならなかったような、子供たちの聞いている音楽の歌詞に感動したり。
もちろん、まだまだ不安もあるし、イライラしたりもするけれど、
子供たちと一緒に笑って過ごせる時間が
前よりずっと増えたと思う。
それが何より嬉しいのだ
ちなみにこれは、ママのための歌みたいだねって娘に言われた曲(笑)↓
娘の大好きな SUPER BEAVERさんの『まちがえた』
…………………………
正しさをいくら口にしても
目の前では泣いているのなら
本当にそれは正しいかなあ
もしかして、と 気がつきたいなあ
偉い人が嘘をついて
卑怯者だと思うのなら
逃げずにちゃんと 謝らなきゃ
何度でも 何度でも
まちがえた まちがえた なら やり直すだけ それでいい
まちがえた まちがえた 間に合わなくなる前に
まちがえた まちがえた なら やり直すだけ それでいい
まちがえた まちがえた 本当に間違える前に
まちがえた まちがえた なら やり直すだけ それでいい
まちがえた まちがえた もう 間違えなければいい
まちがえて まちがえて また 新しい間違いもして
まちがえて まちがえて もう 間違えなければいい
間に合わなくなる前に 本当に間違える前に
……………………………
子供の大切な自己肯定感を育ててあげられなかった私の子育ては間違いだったんだなぁって、この半年間は自分を責めてばかりいた。
でも、この頃思うのだ。
私の子育ても全部が間違いだったわけではないんじゃないかなぁと。
だって、
我が家の子供たちは、3人ともみんな
心の優しい子ばかりだ。
心の痛みの分かる子ばかりだ。
常識にとらわれない面白い発想なんかも得意で、
これからの時代を軽やかに生きていくための感性も、持ち合わせている。
だから、きっと大丈夫なんじゃないかなぁって
今はそう思うのだ。