こんにちは。
大人の人見知りを
全力で応援するコーチの
ひかりです。
大人の人見知りの中には
「相手と目を合わせながら会話をする」
というのが苦手な人も
少なくないと思います。
この特徴は、ただ「恥ずかしい」とか
「自信がない」といった感情だけで
説明できるものではありません。
そこには、相手に対する
深い配慮や繊細な感受性が
関係していることが多いのです。
目を合わせることへのプレッシャー
「相手の目を見て話すのがマナー」
とよく言われます。
特にビジネスシーンでは
視線が合わないと
「自信がない」「信用できない」と
判断されることもあります。
しかし、これは
あくまでも一般的な価値観であり
すべての人が自然に目を合わせて
会話できるかといったら
そうではないはずです。
人見知りの大人にとって
相手の目を見る行為は
単に「見る」という動作以上の
意味を持っています。
それは、相手の感情を
汲み取ろうとするあまり
目の表情に敏感になりすぎて
逆に自分の気持ちが
乱されてしまうことがあるからです。
相手が少しでも
不満そうな表情を浮かべると
そのことを必要以上に深刻に受け止め
「自分の話し方が悪かったのかも
しれない」と不安を感じるのです。
さらに、目を合わせることが
「見つめられること」だと
感じる人もいます。
この場合、相手の目を見ることで
自分自身がさらけ出されているように感じ
居心地の悪さを覚えることがあります。
これは人見知り特有の
「自分を守りたい」という
心の表れともいえます。
目を合わせないことの利点
一方で、目を合わせないからといって
必ずしもコミュニケーションが
劣っているわけではありません。
大人の人見知りは目をそらしながらも
相手の話に耳を傾けます。
細かい言葉遣いや声のトーンから
相手の感情を読み取る能力に
長けています。
むしろ、目を合わせないことで
話を集中して聴き
相手の言葉を深く理解することが
できるのです。
実際、心理学の研究では
目を合わせすぎると逆に
相手を威圧したり
緊張感を生んだりすることもある
といわれています。
猫や猿などの動物の世界では
視線を合わせ続けるのは
相手を威嚇する行為
と受け取られるくらいですから
適度に目をそらしながら会話することは
余計な争いを避け
静かな人間関係を好む
「大人の人見知り」さんにとっては
とても理にかなった
コミュニケーション法なのでは
ないでしょうか。
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本当にありがとうございます。