何か目指すものがある時
第三者の言葉から
自分の現状を知り、改善点に気付き
見つけやすくなることがあります。
コーチングでは
その事をフィードバックと言い
伝え方のスキルを踏まえて
クライアントさんが希望されれば
お伝えすることがあります。
今日は、人に良かれと思って
アドバイスをする時に
知っておくとよいことについて
お話しします。
その昔私はエステシャンを
していたことがあります。
始めたての頃は
施術技術や接客もまだ未熟で
先輩から沢山のフィードバックを
もらいました。
ただ、その頃の私は
コーチングもフィードバックも
知りません。
サロンワークをしていると
そのやり方は違うよ
その話し方はおかしいよ
などと、いろいろ言われます。
私は、その言葉の数々を
自分が出来ていない所だから
直さねばと
一生懸命受け取り
期待に応えようとしました。
ですがある時からアドバイスを
受け取れなくなってしまいました。
言われる事は正しいと思うのですが
言われる度に
自分が否定されている気持ちに
なっていったのです。
人は、否定してくる人とは
信頼関係は築けません。
反発心も生まれ
言葉を素直に受け取れなくなりました。
そればかりか
先輩の言動が気になって
お客様どころではなくなってしまい
仕事自体が
つまらなくなってしまったのです。
実に2〜3年そんな日々が続きましたが
ある日ある方から
アドバイスしてくれた先輩の本意を
聞かされます。
先輩は、私のためを想って
憎まれ役をかって出ていたこと。
どうしたら良くなるかを
真剣に考えてくれていたということ。
ああ、先輩はそんな想いがあって
言ってくれていたのか。。
その時、私は初めて先輩に感謝しました。
そして、少しずつですが
先輩の言葉を
受け入れられるように
なっていったのです。
コミュニケーションを学んだ
現在の私には、当然のように
知っているフィードバックですが
コーチングやフィードバックを
知らない人にとっては
どんなに相手を思ってかけた言葉でも
相手に受け取る用意がなければ
(相手が求めていなければ)
たとえ信頼関係が深い人であっても
ただの痛い言葉になってしまうのです。
人に良かれと思って何かを伝える時
伝える側と受け取る側の間には
自分で思った以上の温度差が
あることを知った上で
伝えることが大切なんですね。
そしてアドバイスを受け取る側も
わ〜否定された〜!と思わずに
どこを拾ったら自分にお得なのか
チョイスしていくと
必要以上に凹まずに済みますよ。
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