配信視聴『イザボー』 | こんな素敵な日には

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観劇記録など 
稚拙な備忘録です。
アメブロ初心者

 

先日の配信視聴のメモです。
 
劇場で、派手なライブ感にのまれていましたが、
やっぱり、これは控えめにいっても傑作だと思います。
 
原作がなく、海外作品の日本版でもなく、まったくゼロから作り上げたオリジナルミュージカル。
まず、ゼロから生み出す、形にするってものすごいことなうえ、
このスケール感とこのスペクタクル。
 
史実を元にしたドラマティックなこの世界感。
知らずにみても楽しめるけれど、少し背景がわかればもっと受け止めるものも倍増で、いかに緻密に作られているのかがよくわかって震えてしまいます。
 
新作オリジナルミュージカル爆誕!
まさに、世界水準の作品!
 
まじかるクラウン
個人的思い込みの感想備忘録です。
3回の配信のうち、こちらの回を購入しました。
 
PC
 

2024年1月25日(木)18:30公演 ※アーカイブ配信 終演後~1月27日(土)23:59まで
「マルチアングル配信・末満健一スイッチング」
作・演出の末満健⼀によるスイッチングでお届けします。
演出家自身の視点で観る映像をお楽しみ下さい。

 

ハートのバルーン

 

もっとアーカイブが長かったらと切望してしまいます。

せめて日曜いっぱいでも・・・!うぐぐぐ。

 

劇場では、2列目と恵まれましたが、やっぱり配信でひいてみれて、舞台セットや、照明やキャストさんのアップもみれてとっても良かったです。

 

最悪の王妃といわれるイザボー。まったく知らないし世界史も知らなかったのですが、予習は四季の『ひばり』とその関連で、まだまだ中世の世界にはまっています。

14歳で16歳のシャルル6世と結婚して22年くらいの間、36歳前後くらい?までに12人の子供をもうけたんですかね。

それが王妃の務めといってもどれほど過酷で壮絶な人生だったのか。

可愛かった少女が、強くたくましく生き延びる生涯を丁寧に力強くドラマティックな舞台ですね。

 

海外作品の音合わせの訳詞と違って、日本語にかっこいい音楽がつければ情報も説明もふんだんにとてつもなく盛り込まれ、そしてかっこよく歌いこなすキャストさん。30曲もの多彩な楽曲!どの曲も痺れますっ

 

歌詞が詩的な文学のようで政治的歴史的でもあるけれど、かっこいいってすごいことだと思います。

 

望海さんは、凝ったお衣装の着こなしと、楽曲の数々。

「The Queen!」や、ソロ曲はもちろん、「Changing Loyaltiesー鞍替え」ジャンに戦略的に近づく強さとしたたかさが望海さんの声が魅力的。

「Luxurius Livingー贅沢な暮らし」は、ワイングラス片手に4人の掛け合いが絶妙っっ

 

1曲1曲、作りこみが深いなあ。

 

新しいオリジナルミュージカルってどれだけあるかというと、この規模では本当に少ないと思うのですが、同じブリリアでみた音楽劇『ダ・ポンテ』は、本はとてもいいなと思ったけど、丁寧に場面をつくろうとして、かえってセットはチープに感じてしまったのがもったいなかったな・・。

 

イザボーでは、やっぱり3重の回転するセットが効果的で、色んな景色になるのがすごいですね。動きながら躍動感増しますね。盆でなくて、人が押して動かせるのが不思議!??

 

衣装が凝っていて美しくて、キャストさんそれぞれが存分に活かせて魅せてくれればファンは大満足だなあと思ってしまいました。

 

S席12,500円はなんてありがたくて、もっと払わなくていいんですか?って大満足でしたが、やっぱり、座席の価格の差はもっとあっていいかなとも思います。

B席設定もあると良かったかな。その分、配信や円盤はありがたいですが。

 

まだまだたくさんの方に届きますように。

この世界が広がりますように。

 

まじかるクラウン

 

 

 

 
昔々・・、『日出処の天子』ではまった山岸凉子さんがジャンヌ・ダルクのマンガかいていらした。
『レベレーション』ひばりからイザボーへ繋がっている世界。
とっても良かったです!やっと色々理解ができたことも。

 

 

たまたま年末だけkindle Unlimitedの会員になっていたので、

0円でマンガが読めました。『淫妃イザボー』

わかりやすいエピソードで、そうだよねえ、普通こうなるよねえ・・って絵面でしたが、凛々しくしあげたミュージカルがやっぱりかっこいいです。

 

 

 

イザボーの予習に何かないかなと思いましたが、こちらの本は電子書籍で大幅に加筆されたそうで、電子の方で購入しました。
 
旗
 
昨年末からジャンヌ・ダルク関係の舞台続いていましたが、清原果那さんのはみれなかったので、WOWOW放送楽しみにしています。
 
まだまだ余韻が続いています。