全てが栄養なのだ♪ | モカ族一家のワン⭐︎モモな日々♪

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モカ族のチワワっ子達+トイプードル+フクロモモンガとの楽しい暮らしと、てんやわんやな日々の日記です♪

 

腎臓病末期の頃

心臓にも肺にも水が溜まって

身体も浮腫みでパンパンで

 

座るのにも立つのにも、

歩くのにはことさら不自由していた。

今から4年前までの話し。

 

 

(入院中に売店のポイントでゲットしたぬいぐるみ)

 

そんな身体を支える為に

カートを使って一歩一歩確実に

カメのように歩いて。

 

会社では、みんなに助けられていた。

有難くて、一日の間に何度も涙が出て

一人では生きていけないことも

しみじみ感じていた。

 

 

(アクセサリーを制作して首にブロック注射を打たれても、

 作品が出来るだけでも幸せだったのだと思った)

 

でも、仕事帰りにスーパーに寄ると

カートにぶつかって

そのまま平気で歩いていく人がいる。

 

すると、仕事場で感謝に満ちていた心も

途端にしぼんでしまう。

 

車からカートは降ろしたものの

もう一歩も動ける状態ではなくて

二、三歩歩いたら死んじゃうんじゃないか・・

そんな恐怖に襲われたことも何度かある。

 

夕飯のおかずが欲しいだけなのに

ただ10分位買い物したいだけなのに・・・

情けない気持ちに

心も身体も押しつぶされそうになった。

 

 

(会社の仲間がプレゼントしてくれた葉書)

 

もう透析なんか受ける前に

命が切れてしまうんじゃないかな・・・

そんな事が頭によぎる位

その時期は苦しかった。

 

 

(筥崎宮に出展されていた提灯。言葉がスッと入っていく)

 

じゃあ、一体何が

その頃のわたくしを支えていたのか・・・

 

上に載せた写真のように

ぬいぐるみも、自分で作った作品も

可愛い葉書も著名人の言葉も

全てがわたくしの細胞のどこかで

栄養になった。

 

 

(マカオの教会のマリア様。

 この頃はマリア様の絵なんかも癒されて好きだったなぁ)

 

 

その頃食事制限もあって、

好きなものはほぼ食べれなかった。

 

何を食べても飲んでも、

もはや制限なんかしてみた所で

身体はぶくぶくと浮腫み続けた。

 

最終的には舌まで浮腫んで

発する声まで変わってしまった。

 

だから飢えていたのだ、細胞が。

人はきっと食べることが出来なかったら

目に入ったものから

あらゆる栄養を摂るんだろうな・・・

 

何度も病院に運び支えてくれた家族。

心配してくれる友人、

温かな目で見てくれた仕事仲間。

 

この時期、感謝を学んだと思う。

わたくしは現世ではこうして

病気と共存し、感謝を学ぶ為に

生まれてきたんだろう。

 

 

 

鳥さんが、これから先は

あっちへ行ってみなよと

羽を指す。

 

そうだよね、ビビらず人生を進んで行こう♪

 

 

 

えっとねー、違います ( ̄∇ ̄;)