海のチカラ♪ | モカ族一家のワン⭐︎モモな日々♪

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モカ族のチワワっ子達+トイプードル+フクロモモンガとの楽しい暮らしと、てんやわんやな日々の日記です♪




ウィルス騒動が勃発する直前の、9月7日(日)午前中。



我が家はこんな呑気な一日からスタートしていました ( ̄ー ̄;












どこかへ行こうと着替えたものの、再びシェーのポーズで


眠りに落ちた酋長 (@ ̄Д ̄@;)






ちなみに、酋長&ミリさんから下敷きにされて登場している


このビーズクッションは無○良品のものです。


快適な眠りに誘って下さいますわ、毎回、毎回 ( ̄ー ̄;


わたくしも、何度このクッション様と一夜を共にしたことかっ (〃∇〃)








さて、このまま放っておくと夕方まで眠りかねないので、無理矢理起こしまして


二人が向かった先は・・・・













先程までの堕落ぶりはどこへやら ( ̄ー ̄)


福岡県は糸島郡二丈町の、姉子の浜へ到着しました。






~姉子の浜とは~



幅約二十m、長さ一kmに渡って続く鳴き砂の海岸。


音の元となる石英の含有率が高く、純度の高い砂であることから


砂の上を歩くとキュッキュッと不思議な音を聞くことができます。







歩くと砂が鳴くことで有名ですが、今は時期や場所も限られてるようです。





わたくし、砂浜を歩いてみました。










砂が鳴くと言うより、サンダルに砂が入ってジャリジャリ音を立ててましたが ( ̄_ ̄ i)

















海には、癒しの意味があるそうです。


どんな汚れも、海水で浄化してしまう所からきたのかも知れませんが


わたくしは、海を訪れる度にそれを感じています。


若い頃から、季節を問わず海を眺めてきました。






しかし、独身の頃に眺めた海と、結婚してからの海は微妙に違うように感じました。


子供を生む前、生んだ後。


悩んでる途中、結論を出した後。


健康でいた頃、病を得た後。


その度、角度を変え、視点を変え、見つめてきた気がします。





この3年で6回入院したわたくしですが


内5回は海の見える病院だったので、日中のほとんどを小田さんの音楽を聴きながら


海を眺める事に費やしました。






人生を振り返るには、丁度良い時間でした。


もうとっくに人生の折り返し地点を過ぎ、この先どこまで時間が残されているのか


神のみぞ知る世界ですが


過去が未来につながる為に、ここで一旦休憩し、残りの人生に息吹を


与えていたような。


当時、これから迎える40歳という年齢にあがいて


うまくギアチェンジ出来ずに、心も体もギクシャクしていた事を痛感しました。












ホントはこうして海と戯れることが出来る、サーファーの方々が羨ましいのですが


残念な事に、全く体力がありません。


ひたすら、眺めるだけ。






入院してからは、眺める役割だけでもいいのだと素直に感じるようになりました。


出来ないことを嘆くだけの自分より、出来る人を羨ましがるだけの自分より


出来ないけれど、違う意味で参加出来る自分を幸せだと思えました。














人類が誕生してから、一体どれだけの人達が海に郷愁を感じ、何を祈り


そこでどれだけの希望を感じ


再び自分の生きる場所へ戻っていったのかは計りしれませんが


名も無い自分でも、そんな人類の歴史の中の一人だと思うと


過去を歩いた人達も、これから未来を歩く人達も


決してバラバラではないと思える。


過去と未来がつながった中間地点に、今の私達が立っている。


確かに存在して、どんな境遇でも、今この瞬間から未来へつなごうとしている。


ここは、そんな私達を見守り、癒してくれる場所。






海にはそんなことを感じる力が、確かにあります。