読書の秋につき♪ | モカ族一家のワン⭐︎モモな日々♪

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モカ族のチワワっ子達+トイプードル+フクロモモンガとの楽しい暮らしと、てんやわんやな日々の日記です♪




世間的にも秋の匂いが漂って参りました。





9月に突入する頃、わたくしは毎年決まって



読書三昧な日々になるのでございます。



(・・・あぁ、またブログ更新が滞ってる言い訳かっ ( ̄ー ̄;  )






この秋、どっぷりと浸りたいのが






断髪のモダンガール―42人の大正快女伝/森 まゆみ
¥1,800
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でして、早速購入致しました。




わたくしは、アンティーク物に目がない人物でして



アクセリーとしての時計や指輪は時々購入してきましたが



同時に今も色あせない明治・大正時代に生きた人物の



その生き様を知ることは、今を生きるわたくしにとっても



大いなるバイブルになると言っても過言ではございません。





この本については、わたくしの祖母の80年前の時計を修理して下さった



アンティーク・・・素敵な暮らし♪  の清水オーナーが紹介されていたのを見て



即買いだった訳でございます。











自分らしく生きたくとも、世間の目が冷たかった時期というのがありました。



いえ、わたくしはいつでもある意味、普通の生活に革命を起こす人物です。



もの静かな顔にして大いに非凡  ←自分で言うな( ̄^ ̄)



いつも枠外から物事を見つめてしまう。



主婦をし、主婦を楽しみつつ、くだくだと違う世界へ行ってしまうことが日常。



ある日は、唄って踊る事務員。



↑正確には、上司にも思ったことはズバリと物言いをする事務員 ( ̄_ ̄ i)



またある日は、犬ブログなのに犬の話しにならないブロガー ( ̄ー ̄;



一環して変わらなかったのが



十代の頃から文章を綴るという行為にございました。











わたくしが幼き頃に、肝炎を患い病弱だった母に代わりに



面倒を見てくれていた伯母のもとには



9歳年上の従兄がいて、あらゆる意味で多大な影響を受けました。





この従兄は、母親に勉強を教わったらことごとく間違っていた事にショックを受け



猛烈に勉強し、九州一の国立大に入り、後に農学博士となりました。



中学時代まで妹同然に育ったわたくしは、その頃に泉谷茂の唄を知ったり



夏木静子や山村美沙というミステリー作家の存在を知るなど



大人ワールドを垣間見ていました。






小学4年の夏休み、その従兄が



「これは面白い話だから、是非読みなさい」



と突然に手渡したのが




ムツゴロウ世界動物紀行 ニュージーランド・中国篇 SB文庫/畑 正憲
¥735
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いえ・・・実は検索して本が無かったので



ムツゴロウさんを思い出して頂く為に貼り付けましたが



実際は「ムツゴロウの青春期」と「ムツゴロウの結婚期」の2冊でした。



ムツゴロウさんと言えば、一時期テレビでも大活躍の人物でしたが



あの方は、東大で動物学を学んだキレ者でございます。






わたくしの母は幼き頃に童話を読んでくれていましたが



一方で超現実主義 ( ̄ー ̄)



本などには一切目もくれずに働き、家庭生活を営んできた人でございます。






わたくしは、それまで童話以外の本というものに



学校以外では出会っていないと言っても過言ではございませんでした。



よって、乾いた砂が水を吸いこむように



みるみると読書の世界へと没頭してしまう訳です。



従兄がわたくしを遊びに連れて行く所も、紀伊国屋といった本屋が主でした。






正直、小学4年でこの本に出会うには、今思うに早熟だった気がしますが



自分の知らない世界、まだ見ぬ恋の相手、昂る感情等々



それは十分すぎる程に、わたくしを未知の世界、文学の世界へと



招待してしまいました。










翌小学5年の時、わたくしは新しく赴任してきた先生により



個性的であった文章能力を買われ、実に様々な教えを請うことになるのです。



例えば、どんな授業でも藁半紙の400字詰めの原稿用紙が用意され



毎回感想や意見を、そこに記さなくてはなりません。



算数であっても、国語。 理科であっても、国語。



わたくしは時間中、毎回ほぼ尽きることなく用紙を埋め尽くし



次回の授業で先生がピックアップした文章から



他の生徒に意見を求める訳です。



また、それらの意見について、書く、書く、書くの繰り返し。






それは後々まで逸話として残され、他の先生方の授業にわたくしの



原稿が使われるという勢いにございました。



読む楽しさしか知らずにいたわたくしは、ここで書く楽しさを学んだ訳です。












その後の人生においても、

書いてることが、間違いだとか間違いじゃないとか



生き方が謙虚だとか傲慢だとか



世間の枠にきちんと入ってるだとかはみ出しているだとか



わたくしが愛する本や文章、人物や、ブログに対してそういった偏見の目を



持ったことはほとんど無いつもりです。



読む行為、書く行為、感じる行為が素晴らしい、更には生きてることが素晴らしい。






肝心なことは、そこに自分が何を感じ、どう処理をしているのか。



そこにどう自分を投影しているのか、自分でありながら第三者の目も必要です。



世間は広い、そして世界はとてつもなく大きい。



個々の個性、人生観は、人類の数だけ無数に、無限大に存在する訳です。



それぞれを否定ばかりしていたら、そんな感性だけで人生が終わってしまう。







そこに何を見ていますか?





ふるふると震える想いはありましたか?何かに反発したでしょうか。



何かを感じようとする心、構えつつも惹かれていく心。



それが生きてる実感、感情、そして人と繋がってる瞬間ではないでしょうか。






わたくしは、今日も自分に足りない何かを求め



みなさんのブログや、本を読み、そして様々なことを感じながら生きています。



そして、ここに記すわたくしの文章も、基本的に自由であり



これからも、つらつらと今日のようなまとまりの無い文章を書いてしまうでしょう。



そんな文章でも、待って下さる方がいれば嬉しく存じます。









しかし・・・知識を得る為にはまだまだ乾いた砂でありたいが



40過ぎの肌は、もっと潤っていたい ( ̄ー ̄;