第29回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン無事完走 | 仕事もせずにプラプラ -何かいいことないかな-

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50代になっても、満足できないのです。

第29回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 118km無事完走

 

13年前は、マラソンにハマっていたので、記録を目標に参加した。

 

近年は自転車中心で健康維持のためのランニングしかしてこなかったが、今年は50歳の節目ということで完走を目標に参加した。

 

申込直後から練習を開始しようと考えていたが、なかなかまとまった練習ができなかった。3月下旬から毎週末40kmから50㎞走り込み、1ヶ月で250㎞程度走り込んだ。筑波や箱根方面で上りの練習も取り入れた。その甲斐あって、スピードに不安が残るものの、距離的には何とかなりそうな気持ちで会場に向かうことができた。

 

装備は、上からサイクルキャップ、おたふく手袋の長袖ハイネックシャツ、よくわからない半そでのサイクルジャージ、ウインドブレーカー、アームカバー、薄手の手袋、短パン、ZAMSTのプレシオーネ カーフとアーチリフト機能付きの靴下、ナイキのズーム ライバル フライ W、そして、小型のザック。

 

朝食は2時少し前にあんパンと牛乳。

 

エネルギー補給はエイドをメインに考え、前半用にアミノバイタルのパーフェクトエネルギー(2本)、後半用に梅丹のサイクルチャージ カフェインプラス200(3本)を携帯し、その他ゼリータイプの補給食やパワーバー、菓子パンなどをドロップバックに忍ばせておいた。

 

56㎞地点のドロップバックには、その他、暑くなった時のことを考え半そでの着替えを、75㎞地点のドロップバックには逆に寒くなった時のことを考え、長袖の着替えなどを入れた。しかし、想定内の気温だったので、それらを使用することはなかった。

 

会場に到着後、ドロップバックと荷物を預け、トイレに寄ってスタート場所へ向かった。

 

前述の装備では寒い。

 

スタートは第2ウエーブ。第1ウエーブを見送りスタートラインに並んだ。スタート後身動きがとれなくなるが、人垣の中に入って寒さをしのいだ。

 

スタートすればすぐに体は温まると思ったが、なかなか温まらない。どちらかというと、体が冷えていく感じで、薄手の手袋は役に立たない。コースの途中には2℃の表示。結局、40㎞を過ぎるまでウインドブレーカーを脱げなかった。

 

このころまでは10km/hを維持していたが、これ以降は足の甲が痛み始めたためスピードを落とした。60kmを過ぎたあたりから気温も上がり、走るモチベーションも低下、リタイアしようかどうか迷いつつ走る。この区間が精神的に一番つらかった。

 

この辺りから、後半用に準備した梅丹のサイクルチャージ カフェインプラス200でエネルギー補給、これが意外と効果があり、走ろうという気力が回復した。

 

更に、走り方をあまり地面を蹴らないようにすることで、足の甲の痛みも改善し、速度は8km/hを少し上回る程度までに回復した。

 

その結果、80km時点で6時間強の時間を残すことができた。6km/hで進めばゴールできる計算なのでずいぶん気が楽になった。


しかし、100㎞過ぎ、ここにきて脱水症状やらハンガーノックらしき症状があらわれてきた。エイド毎に水分補給とエネルギー補給ーを欠かさなかったのに。

 

ここで最後の梅丹のサイクルチャージ カフェインプラス200を使用した。

 

それ以降のエイドでは体の状態を確認しつつ、これまで以上に飲み食いするようにした。

 

そんなこんなで、考えていた以上の貯金ができ、最後の上りは無理せず歩いた。

 

最後の下りからは走ってゴールまで行く予定であったが、既に足は下りを走れない状態になっており、更に歩かなければならなかった。

 

最後の最後、富士北麓公園内に入ってから走り出しゴール。

 

今回も、涙があふれてきた。