チャレンジ富士五湖(その2 レース中) | 仕事もせずにプラプラ -何かいいことないかな-

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50代になっても、満足できないのです。

チャレンジ富士五湖

スタート。1時間10kmペースを目標にのんびり走り出した。まだ辺りは暗く、路面もハッキリ見えなかった。直ぐに便意を催してきた。大会パンフレットによればトイレが設置されているのは18kmのエイド。やばい。しかし、5km地点のエイドまで行くとそこにはトイレが、トイレットペーパーの状況から見て私が1番目の使用者だったらしい。真っ暗のトイレの中、うんこを済まし再び走り出した。体も温まり、ウインドブレーカを脱いだ。辺りはいつの間にか明るくなっていた。10km地点通過、50分台前半だトイレのことを考えると40分台で走っていたことになる。

山中湖に入り、観光地にはトイレがいっぱいあることに気付いた。おしっこもうんこも出したいときに出せるなんて、幸せを感じてしまった。20km地点通過、前よりラップタイムが短い。

山中湖をぐるっと回り、暫く来た道を引き返し、30km地点。またも50分台前半。フルマラソンの時のように足が動かなくなるのではという不安に駆られた。

30数キロ地点で、またもや便意が。本日、2回目のトイレ。うんこが柔らかい、水分の補給のしすぎでお腹の調子が悪くなってきた。この辺りで、100kmのトップの選手に抜かれ始めた。富士急ハイランド前の太い道、信号で停まらないよう、スピードを調整しながら走った。途中、ウエアを預けられるエイドは何処か、大会関係者に尋ねている人に会った。上下ジャージ姿だ。私も、ウインドブレーカーとウエストポーチを預けたかった。しかし、その様なエイドは見つからないまま、40km地点通過、またも50分台前半。距離に対する不安は無くなってきた。

河口湖に入る。まだ、余裕があった。50km通過。またも50分台前半。

50kmを過ぎたところに、預けていた着替えを受け取れるエイドが設置されていた。私はここには着替えを預けなかったが、係りの人に荷物を預かってもらえないか、聴いてみた。が、ハッキリしない。そのやり取りに、無駄な時間を費やし、ストレスを貯めただけだった。ウエストポーチのベルトが緩みやすくなってしまい絶対預けたかったのに。いらいらしながら走った。西湖に入った。ウエストポーチのベルトがお腹を刺激し、おならがプースカ、プースカ。結局、次のエイドで、中身をサイクルジャージのポケットに移し替え、ウエストポーチは捨てた。走りやすくなった。60km地点通過。1時間強。良いペース。

精進湖を通過。途中、ウエアを腰に巻いた人を抜く。30km過ぎた地点で会った人だった。声をかける、結局着ていたものを預けられなかったということだった。今度は、背中のものが何となく気になり出し始めた。着替えを預けている69kmエイドで預けてしまおうと考えながら、そのエイドに到着。怪しい、どうみてもトラックから荷物を降ろしているところだ。荷物を降ろしている場所に行っても、ここは100kmの部の折り返しだよとちんぷんかんぷん。そんなこと分かってる。ゼッケンの番号を言い、荷物を受け取りに来たことを告げた。が、まだ降ろしていないとのことだった。係りの人が探すからちょっと待ってといったが、どうみても探せる状況ではなかった。もう、どうでも良くなり、コースに戻った。ウルトラマラソンは何が起こるか分からないということをようやく理解し、気持ちが楽に、イライラ感も消えた。70km地点通過。1時間強。良いペース。

この辺から77kmの選手が目立つ様になってきた。ペースが全然違う。折り返してくる選手ともすれ違う。特に、本栖湖沿いは、道幅が狭いため、人目が気になる。何故かペースを上げてしまった。折り返してから、再び30数キロ地点で会った着替えを預けたい人に会った。無事、着替えることができたらしい。(実は27km付近にあったエイドが脱いだものを預けられるエイドだったらしい。それらしきものは見当たらなかったが。)80km地点通過。再び1時間を切った。

再び、着替えのおいてあるエイドに立ち寄った。今度は、荷物を受け取ることができた。タイツからランパンに履き替える予定だったが、靴を脱いだり、座ったりするのがいやなので、ジャージのポケットのものを入れて荷物袋を再び預けた。ここは、100kmの折り返し地点ということもあり、人が多く、雰囲気に飲まれ休みすぎてしまった。出発しようとコースに戻るが、足が動かなくなっていた。筋肉痛だ。30分ぐらい歩いてやっと走り出すことができた。90km地点通過。1時間半弱。

歩いたり走ったり。途中のエイドでマッサージを受け、若干回復。西湖沿いを走る。この辺りは平坦だったため何とか走ることができた。ここで、ちょっと疑問が100kmの部の82.5km地点と、117kmの100km地点は500mしかはなれていないはずなのだが、ちょっと離れすぎのような感じがした。100km地点通過。1時間15分弱。トータルで10時間ちょっと。10時間を切れなくて残念。

歩いたり走ったりの状態が続く。歩く時間が長くなってきた。周りに人がいないため集中力が切れ、眠気が襲ってきた。太い道から、北麓公園に向かう道に入った。ここからゴール手前までは、上りだけだ。110km地点通過。1時間半強。

走ることができない。ガシガシ歩いた。走っている人とそれほどスピードは変わらない。何とか坂を上りきりゴールまで2kmの地点、下りだ。しかし、太股の全面が痛くて走れなかった。情けない。北麓公園の入口が見えてきた。何故か涙が。北麓公園に入り走り出した。陸上競技上のトラックを1周してゴール。また、涙があふれてきた。117km。トータル12時間半弱。最後の7kmは50分ちょっと。やはり距離表示がおかしい。

(この記事は今後も編集の予定あり)