当欄で言及する被害者の被害年齢は記事だけでは定かではありませんが、大学二年時の性被害でということなので便宜上「成人被害」のテーマに入れました。
前欄にて、同性への性加害者が「男同士のノリ」を言い訳にする想定について言及しました。
現在、東京地裁で、現在20代という青年が大学二年の時、体育会系クラブの合宿の夜、先輩4名から40分にも及ぶ忌まわしい性被害を受けたとされ強制わいせつ罪を問う審理の原告にいる事案が報じられています。
記事によるとその後、被害者は心身に変調をきたし部活をやめ、大学も休学しふさぎ込む日々を送る中、旧ジャニーズ事務所の性加害問題の報道に触れたことで性被害の意識を感じ、警察に被害を相談した結果、社会人になっていた先輩たちは2024年、強制わいせつ罪で逮捕、起訴されたといいます。
そして犯行の言い訳もどうやら・・・
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(47NEWS) - Yahoo!ニュース 配信 引用
「あの日のことは、心をくいで打たれるような拷問でしかない」 部活のノリが「性加害」に、法廷で裁かれた先輩4人
略
▽「その場のノリのじゃれ合いだった」
※あまりに陳腐で都合いい言い訳と思われここでは文言引用しません。
略
『悪ふざけの延長』と過小評価するのではなく、勇気を持って被害を訴えることができるよう、社会の認識を変えていかないといけない」
記事画面 2/2ページ
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記事によると黒のスーツ姿でそろって証言台の前に並んだ4人に下された判決はいずれも懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決だったそうです。
被害者の心的外傷が執行猶予4年の間で完全になくなればいいのですが・・・
「男同士のノリ」「悪ふざけの延長」等を示す例の言い訳は被害者の被害感情がある限りは通用しないと思います。