続:学習塾経営者(33)を教え子少年への不同意わいせつで逮捕(伊丹市) | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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学習塾経営者(33)を教え子少年への不同意わいせつで逮捕(伊丹市)

 

その後、神戸新聞およびNHKもこの件を報じています。前者は被害少年が逃げられないようにするための作為も報じています。

 

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神戸新聞NEXT 2024/9/27 18:00 引用

学習塾経営の男、教え子の男子中学生に密室状態で不同意わいせつ行為疑い 兵庫県警が逮捕

生徒が受験に関する資料を見ている間に、男が教室内の内鍵を閉め、逃げられない状態で下着の中に手を入れて陰部を触ったという。

翌17日、生徒から相談を受けた母親が県警の性犯罪被害相談窓口に電話して被害が発覚した。男は調べに容疑を認めており、「資料を見せたことを周囲に漏らされたら困るので、口止めをする意味で陰部を触った」などと話しているという。

記事画面

 

(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース 配信

学習塾経営の男、教え子の男子中学生に密室状態で不同意わいせつ行為疑い 兵庫県警が逮捕

逮捕容疑は9月16日午後9時5分~10分ごろ、自身が経営する同県伊丹市内の学習塾で、男子中学生の陰部を触り続けた疑い。

記事画面 

「陰部を触った」と「陰部を触り続けた」ではその悪質性は後者が敷衍されますので(神戸新聞NEXT)と同一記事ですが、敢えてリンクしました。

 

NHK 兵庫県のニュース 09月27日 20時08分 引用 ※容疑者実名は伏せました

学習塾で男子中学生にわいせつ疑い 33歳経営者を逮捕 伊丹

(略)

警察によりますと、今月(9月)16日の夜、経営する学習塾の教室で、教え子の男子中学生の下着の中に手を入れて下半身を触ったとして不同意わいせつの疑いがもたれています。
当日は祝日で塾は休みでしたが、容疑者は「志望校について話をしたい」と生徒を塾に呼び出し、指導者用の受験関連の資料を見せている間に、わいせつな行為をしたとみられるということです。
生徒の家族から性被害の相談を受けた警察が、捜査を進めていました。
調べに対し、「資料を見せたことを周囲に漏らされると困るため、口止めをする意味で触りました」と、容疑を認めているということです。
警察が詳しいいきさつを調べています。

記事画面

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一体どのような口上で逃げられない状態にしたのでしょうか。もしかしたら「押し込み強盗がくるかもしれないから鍵をかけておくよ」との類だったのでしょうか?

またどのような口上で下着の中に手をいれたのでしょうか。無言でさりげなく手をいれ陰部を触り続けたのでしょうか?

いずれにせよ神戸新聞が報じるところの少年が淫行されている状態から逃避できない内鍵閉め細工が事実なら、悪質さでいえば淫行そのものと同等のものがありましょう。

 

それにしても神戸新聞が報じる、容疑を認めながらのいわば付帯の供述は一体何なのでしょうか?口止めは淫行へのものではなく資料を見せたことへのものですか?

塾業界のことはよく知りませんが、そもそも見せてはいけないとされる受験に関する塾教員用の資料を見せること自体おかしなことですが、それが淫行の言い訳めいた展開になっているのも不可解です。

もっともその「口止め」自体が淫行へのカバーアップと思ってしまいました。

 

そして両報道を読み、私は以下の事を察しました。

容疑者が少年に見せたという指導者用の受験関連の資料は他の塾生の成績や志望校などが記されていたのではないでしょうか?

第三者には見せないことが前提の任意の高校と塾との取り決めなども含まれていた可能性もありましょう。

しかし淫行するぐらいですから分別もなにも麻痺している状態でそうした塾指導者が遵守すべき守秘を守らなかった可能性もあります。資料を少年に見せた事と関連した供述は淫行からしてみれば後付け事項と思ってしまいますが、なんとか淫行に意義付けをしたい心の表れでしょうか?

むろん淫行の動機となったとの供述があったという指導者用の受験関連の資料の属性や容疑者の心理については私の憶測です。

しかし、いずれにせよ教育者に限らず社会は事件からの教訓を他山の石として防犯公益への認識を深化していきたいものです。

 

追記

学習塾経営者(33)を教え子少年へ下着の中に手を差し入れた容疑で再逮捕(伊丹市)