静岡県警磐田警察署は昨年12月、静岡県富士市に住む54歳の会社員の男を出会い系アプリで知り合った当時16歳の男性に、18歳未満であることを知りながら一昨年5月に同県磐田市のホテルでみだらな行為をしたとして児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕された記事が同月に地元テレビ局が配信し現在でも閲覧可能となっています。
アプリで知り合いメールでのやりとりで少年は男に16歳であることを伝えていたということです。
去年5月末に少年の関係機関から警察に相談があり、発覚したとも報じられています。
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(静岡朝日テレビ) - Yahoo!ニュース 配信
16歳の少年にみだらな行為か…54歳の男を逮捕 出会い系アプリで知り合い、現金支払う約束したか 静岡・磐田警察署
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警察によりますと、男は去年5月、磐田市のホテルで当時16歳の無職の少年に対して、18歳未満であることを知りながら、事前に現金を支払う約束をしてみだらな行為をした疑いが持たれています。
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警察の調べに対し、男は容疑を認めていて、警察は動機や余罪を調べています。
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18歳未満の未成年への淫行容疑での逮捕事例は全国各地で頻繁に報じられています。
今回の容疑者はもしかすると警察に発覚する前からそのことが気になり後悔していたのかもしれません。
アプリなど電子媒体での少年のやりとりなど官憲がその気になればいとも簡単に露見するものでしょう。官憲の要請を受ける裁判所も犯行を前提にプロバイダー等からの情報開示を容易に許可するものでしょう。となると発信者の身元などすぐに判明します。
したがって容疑者はいつかの摘発を想定して日常生活の中でも心が折れる状態が続いていたのかもしれません。分別ある年齢での会社員とのことですが、気が気でなかったのではないでしょうか?善人であればあるほどこうした心の負担は重たいものと察します。
警察が動く前に自首も検討したのかもしれませんが、その場合、さすがにそこまで踏み切れなかったものとも察します。
この種の事件を、こうしたアプリやサイトの利用者であるなしにかかわらず、いわば明日は我が身として教訓としてとらえることが社会全体の淫行犯罪への防犯意識や注意喚起が高まることを期待するところです。