告発する者、しない者(ジャニーズ創業者による子飼い少年群への性的虐待疑惑) | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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このテーマを続けます。

 

新たな告発が週刊誌メディアを通して配信されています。

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文春オンライン 本日16:45頃分頃配信 引用

「白いブリーフを渡され」「襲われたら助けて」ジャニー喜多川氏9人目の被害者の告白 

 

高校1年生、16歳の時のことだ。「どうせ辞めるから記念にジャニーさんの家に行きたい」と友だちに頼むと、ジャニー氏に電話をしてくれて、了承を得た。

「親に『今日はジャニーさんの家に初めて行くよ!』と電話しました」(同前)

記事画面(計3画面)

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いうまでもなく成人が18歳未満の少年にわいせつ行為を行った場合、それが少年側の実質的な同意があったとしても各都道府県が制定する青少年健全育成条例の淫行に該当しますので逮捕案件になります。

以下はあくまで私の記事を読んでの感想ですが、この少年は中学一年でジャニーズ事務所に入所しアイドル達を支える裏方の仕事はもらえたものの、本人曰く「社長のお気に入りではなかった」(趣意)にしてなかなか正式デビューのチャンスが与えられず高校一年の時、退所を決意し引用文に至ったものと思われます。

 

中一の時からこの事務所にいて「ジャニーさんの家に行く」が何を意味するかが分からなかったのでしょうか?しかも記事で知る限りは「家に行く」は「泊りに行く」を示していたものと思われます。そしてパンツを脱ぐことを要求されたりそのあとの経緯は数年間の入所者には少年の齢とはいえ十分察しはつくものではなかったでしょうか。

そして事務所創業者へのこの疑惑は裁判や告発本等々で世間にすら知られるようになって既に久しい時分ではなかったでしょうか?

加えて保護者(親)はそのあたりの懸念を少年に示さなかったのでしょうか?

 

事務所退所直前の時期ではありますが、かりにもデビュー等へのラストチャンスとして社長の歓心を買うべくの自宅訪問希望であれば、まったく同意めいたもののない被害者少年の受難群とは「被害」の様相は異なるものではないでしょうか?

 

もちろんこの元少年がどうだったのかはむろん本人ではないので一切が不明ですが、ジャニーズ創業者から淫行された少年の中には、彼の性癖を知っていながら自らの上昇志向を達成する目的でやむなく応じた面々も少なからずいたのではないでしょうか?

それどころか以前の某著名な告発者の場合のようにデビュー後に名を成してからも持ちつ持たれつよろしくそうした関係が続くのを甘んじて受けていた方々もいるのかもしれません。

 

時系列にかかわらず社長の抜擢でスターになった方々、スターの地位を確固として保全してもらった方々の中には今こうして岡本カウアン氏(26)などによる新たな告発や英国BBCやいわゆるJ利権と無縁の複数メディア等による指弾のムーブメントがあってもなかなか公表しにくいのも分かるような気もするところです。中には「墓場まで持って行く」と決め込む方々もいるのかもしれません。その場合、当事者群のそれぞれの判断ですから、完全部外者の私には何も言えることではないでしょう。

もちろん上記は記事を前提にした私の推察です。断言はしません。

 

ただし確実に言えるのは冒頭述べたよう、状況がどうであれ淫行はすべて成人の側に触法行為として帰します。

未だに沈黙や消極姿勢を決め込んでいるJ利権を持つメディアはこのことをしっかり認識すべきと思えてなりません。