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電通とともに日本を代表する広告媒体会社である博報堂がジャニーズ創業者による経年での子飼いの少年への性的虐待疑惑に対し実質的に開き直りを表明したようです。
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J-CAST ニュース2023年04月03日19時50分 引用
博報堂、雑誌からジャニー喜多川氏巡る記述削除 広報が判断...「ビジネスパートナーへの配慮のため」:
記事画面 (全文表示へのリンク有り)
(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース 配信 引用
博報堂、雑誌からジャニー喜多川氏巡る記述削除 広報が判断...「ビジネスパートナーへの配慮のため」
同一Yahoo記事(全文表示)
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同社広報室長による判断はあくまで名目上にして実際は実質もぅと上からの社命であることは見え透いているのではないでしょうか?
加えて同社が取り上げたこの問題への記事掲載予定が、同社広報室長の判断で掲載が見送られていたという単発の問題ではないと思います。
引退したかなり名の知れた元ジュニア(当時)が退所後に同社に就職したことなどは周知の事実ですが、人的交流は問題ないとして、今回の決定、反セクハラ、Me Tooブームの最中、まさに「ここまでやるか?!」といった荒唐無稽なもので対外的な感覚の麻痺を疑ってしまいます。
そして何よりも留意すべきは、今回の開き直りはこの問題をタブー視している、メディアとしての矜持を失っている腰抜け・へなちょこ各社の利権優先構造を象徴しているものと思われることではないでしょうか。
追記
その後、より詳細な情報が「ねとらぼ」編集部より発信されています。
博報堂広報室からの同編集部への回答も本日15時50分付にて第三の画面に追記されています。
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(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース 配信
博報堂の雑誌『広告』ジャニーズのハラスメントやメディアコントロールへの言及削除 編集部「広報室長の判断で削除されたのは事実」
記事画面(計3画面)
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少年への性的虐待への認識が旧態依然なものとしてではなく人権問題として新たにしているのであれば、このような露骨とも言えそうなな削除行為そして本質に答えようとしないと思われる回答はしないのではないでしょうか。
テレビ局をはじめ各メディアにも多大な影響力を持つ日本有数の広告媒体企業による今回発覚したこの体たらくはいかがなものでしょうか。
上述のようにこれは広報部門の専決に基づいたものではなく社命としての構造的なものの所為や逃げ口上と思われてなりません。忖度しまくりメディアがなぜそうするのか理由が垣間見られるような気もするところです。
追記2
自社編集者・社員が持つ矜持の限界を象徴か?ジャニーズ創業者の子飼い少年群への性的虐待疑惑