中一男子生徒に性的虐待よろしくの「電気あんま」の校長に懲戒処分はなし(大阪府教育長) | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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電気あんまとは後記する新聞記事の見出しから文字通り、健康増進目的での電気を使用したあんま行為と思いましたが、実は、相手の両足の間(股間)に足をいれて、ブルブルさせる事を指す俗語。わいせつ行為よろしくの性的遊戯であることがわかりました。

 

そして毎日新聞の報道によると、あろうことか大阪府立の支援学校の男性校長が校長室で中学部1年の男子生徒に対してそれを複数回におよび行い、発覚後の校長の「生徒対応のコミュニケーションの一環のつもりだったが、逸脱した行為だった」との弁明が効いたのか、府教育庁は1月27日付で懲戒処分ではなく訓戒処分に留めたことが同新聞社への情報を端緒に明らかになったことが報じられています。

ちなみに校長は府教育庁に対し性的な行為であることを否定しながらも12月に生徒の保護者に謝罪したことも報じられています。問題ないと自信があるなら謝罪は不要と思いますが、やはり罪悪感を持ちながらの弁明だったのでしょうか?

 

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電気あんま

一方がもう一方の股間に足を入れぐいぐいと揺ら(踏み潰す)すものである。行う際に足を入れる側がもう一方の両足を掴んでよりしっかりと股間に足をつけて行う事が多い。男児同士で行われる場合が大半で、睾丸への激しい痛みを伴うが、まれに女児にも行われ、外陰部の圧迫刺激により思春期前の女児同士や幼い兄妹のじゃれ合いなどで女児が性的な快感を覚え、自慰を覚えるきっかけとなるケースも少なくない。

Wikipedia

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毎日新聞  2023/2/18 08:00(最終更新 2/18 09:55)  引用

校長が男子生徒に「電気あんま」 大阪の支援学校で、訓戒処分 

 

府教育庁によると、校長は2022年7月と9月の計2回、校長室で中学部1年の男子生徒に対し、股に足を当てて動かす電気あんまをしたという。府教育庁に匿名の通報があり、発覚した。

 

府教育庁は、校長の行為は悪質性が低いものの、「デリケートゾーンに触れている」として不適切な行為だったと判断。重い懲戒処分ではなく、内規に基づく訓戒の処分にした。

 処分の事実は、読者からの投稿サイト「つながる毎日新聞」に寄せられた情報を基に取材し、明らかになった。

記事画面

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校長室を「訪れた」という中学部1年の男子生徒の股に足を当てて動かすっという俗称「電気あんま」を行ったという校長の所為の悪質さもさることながら、あえてHP等での公開対象の懲戒処分ではなく内規に基づく訓戒に留めた大阪府教育庁(大阪府教委)の事なかれ主義が批判されて然るべきでしょう。

ちなみに訓戒は非公開である以上は処分とは言えません!

 

本来なら1月27日付の懲戒処分として

教職員の懲戒処分について

に掲載し公開すべき事案にもかかわらず、非公開に伏されそこでも公開されている厳重注意よりも甘い対処で終わっています。

校長は男子生徒が校長室を「訪れた」際のコミュニケーションの一環として俗称「電気あんま」行為を行ったと弁明しているとも報じられていますが、「少年のデリケートゾーンに触れている」と認識しながらも好調の言い訳を鵜呑みにする情実対処と疑われても仕方がないのではないでしょうか。

 

大阪府に限らず通常、教員が手で未成年教え子の「デリケートゾーン」にもみもみ手触すればいくら発覚後に性的な行為であることへの否定の弁明があろうと性的マッサージとして懲戒対象でしょう。しかし足で同ソーンに足触なら不問に付されるのでしょうか。大阪府教育庁の甘くて事なかれ主義的な対処が今後、同府内に限らず年少者への性的虐待への新手の言い訳や前例になることも懸念されます。

もし「電気あんま」をされた中一男子生徒が女子生徒であっても府教育庁は「校長の行為は悪質性が低い」として懲戒処分には至らなかったもでしょうか。いずれにせよ、今回の甘い対処は同庁の性差別意識や時代錯誤を指摘せざるをえません。

 

府教育庁はこの校長の年齢も非公開にしているようですが、時系列にかかわらずこの校長が教職に奉職して以来の、他の生徒・児童への同様の蛮行の有無がたいへん気になるところです。本来なら府教育庁は現在の教え子のみならず卒業生などへも聴き取り調査を行うべきですが、おそらくはそんなことはしていないでしょう。


また府教育庁は通報を受けながらそのことをプレスに公表しないという別の隠匿体質も発覚していましょう。もし毎日新聞の投稿サイト「つながる毎日新聞」に情報が寄せられなかったらこの事は世に出なかった形になったことは明白でしょう。

 

追記

米国の校長の密室での教え子少年への性的虐待報道

公立中学の男性校長(53)が知人男性へのきわめて不適切な行為で停職1 か 月(北海道)