沖縄の事案への社会的制裁にも濫用疑惑を抱いております | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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両容疑者大写しは警察、メディアのやりすぎではないか?@未成年者誘拐容疑

 

沖縄でも、やりすぎ感が否めない、公表(警察)および報道事案が出ています。

沖縄県警は那覇市の自営業容疑者(39)を男子中学生に深夜まで酒を飲ませた疑いで逮捕しました。

記事を見る限りこれも前欄の若い両容疑者同様、わいせつ事案はなかったものと思われます、

 

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(沖縄テレビOTV) - Yahoo!ニュース 配信 ※容疑者名は伏せました

子ども食堂と称し中学生に深夜飲酒させ逮捕(沖縄テレビOTV) 

 

逮捕されたのは那覇市の自称・自営業(39)容疑者で、今年6月子ども食堂と称して自宅に中学3年の男子生徒を招き深夜まで滞在させた上、酒を飲ませた県青少年保護育成条例違反の疑いが持たれています。 

近所の住民によりますと今年4月頃から容疑者が自宅の表で少年らと飲酒や喫煙をする様子などが目撃されていました。

調べに対し容疑者は「間違っている所もあるが、心当たりがある」と容疑を否認してるということです。

記事画面

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いかなる理由があろうとも未成年者に飲酒や喫煙をさせたことが事実であるなら、それは違法行為として猛省を要する事案でしょう。警察の判断での逮捕もやぶさかではありません。しかし私が警察なら、善意に基づく行為と感得した時点で氏名非公開にして非逮捕の書類送検もしくは始末書提出命令程度に留めておくと思います。

 

ただやみくもにこのような事案をも実名報道していた昔はともかく飲酒・喫煙行為が他では実名報道されているのでしょうか。実名公表(報道)するかどうかの判断にバランスが失われてしまえば警察の恣意で

決まってしまい、警察の匙加減一つで物事が動いてしまう暗黒世界の萌芽ともなりかねません。それは戦後自ら「民主警察」を称した警察にとってもあまりいい現象ではないのではないでしょうか、。

 

おそらくは程度の問題で悪質と判断したから実名公表に踏み切ったのでありましょうが、そうであるなら警察が考える悪質の度合いをさらに分かりやすいよう公表しなければなりません。

もし容疑者が、たとえば暴力団対策法令にかかわるような人物であれば実名報道も是としましょう。しかしそうではなく市井の市民が不注意や惰性でそうしたことをしてしまったのであれば、猛省後の更生を阻害するような家宅の大写し等は率直に言って社会的制裁の濫用との疑惑は拭えないところです。