千葉県警香取署は26日、勤務先の児童養護施設で入所男児にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの疑いで東庄町に住む、元職員の男(26)を逮捕した事を報じる記事が出ました。
それによりますと、逮捕容疑は5月26日午後4時ごろ、当時勤務していた県内の児童養護施設の敷地内で、入所の男児(6)に対し体を触るなどのわいせつな行為をした疑いといいます。
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2021千葉日報 2021/8/27 20:00 引用
入所児童にわいせつか タブレット端末に行為を撮影した動画 元職員の男逮捕 香取署
同署によると、容疑を認めている。容疑者は男児と日常的に顔を合わせる間柄で、生活介助なども担当していたとみられる。
今月20日に別の入所者が、容疑者のタブレット端末に男児へのわいせつな行為を撮影した動画があることを確認。容疑者は同日退職し、施設職員が24日に同署へ相談した。
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児童養護施設とは体や心に何らかのハンディキャップを持つ子どもたちのための施設ですね。そこの職員が入所児童にやってはいけない性的虐待を行うとは言語道断です。
それから引用記事後段が事実なら、強制わいせつに加えて児童ポルノ法で禁止されている同ポルノの製造行為に該当するものと考えます。このタブレット端末によからぬ画像を発見したという別の入所者や施設当局の驚きと怒り悲しみはさぞかし尋常ではなかったものと思われます。
容疑者の動画発覚の同日の退職はおそらくは発覚を知った施設当局による査問後の実質上の懲戒処分と思われます。多分懲戒免職でしょう。
ただし辞めたら、或いは辞めさせて事は解決するわけではありません。被害男児は6歳とも報じられていますが、その年齢での嫌悪の体験はおそらく生涯に残るものと思われ、心象被害のないことを願うばかりです。
また時系列や勤務場を問わず、容疑者に同種の犯罪の余罪の有無についても警察は厳しく検証しなければなりません。施設側も例えば一人一人の入所者に真実が答えやすいよう工夫を凝らした聴き取りアンケートの実施も要されましょう。むろん、余罪疑惑が一つでもあれば施設はすぐさま警察通報が責務となることは言うまでもありません。
追記