神奈川県警少年捜査課と青葉署は23日、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで、県立総合教育センター(藤沢市)の職員の男(41)=平塚市岡崎=を逮捕したとの報道が本日付にて出ました。
同報道は同教育センターの話として、男はセンターで指導主事を務め、教員らの研修や人材育成を担当。センター職員向けの不祥事防止の研修も受けていたという趣意も報じています。
逮捕のきっかけは神奈川県警青葉署が1月にサイバーパトロールで生徒の書き込みを発見したことだといいます。(産経報道)
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カナロコ by 神奈川新聞" 2021年6月23日(水) 20:54 引用
神奈川県の教育センター指導主事、男子高校生を買春疑い
逮捕容疑は、1月19日、厚木市内のホテルで、平塚市に住む高校2年の男子生徒(17)に毎月5千円を渡す約束をして、わいせつな行為をした、としている。容疑を認めているという。
署によると、2人は昨夏ごろにインターネットの掲示板を介して知り合った。署のサイバーパトロールで発覚した。
同センターによると、男は県内の中学校や高校の教員を経て、2019年4月に同センターに赴任した。
産経ニュース 2021/6/23 12:47 引用
神奈川県職員が男子高校生を買春疑い
署によると、1月にサイバーパトロールで生徒の書き込みを発見し、捜査していた。
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そもそもこの指導主事が少年に毎月5千円を渡す約束をしてのわいせつ行為(神奈川新聞)とはどういうことを意味していたのでしょうか。愛人契約でしょうjか?
指導主事と少年の両人は昨夏頃に初めて知り合ったのであれば、逮捕容疑の犯行があったとされる1月19日以外にも逢瀬を重ねていた可能性がないでしょうか。それとも、肉体関係は同日が最初で最後だったのでしょうか。私見ではその蓋然性は低いのではないかという気もします。
いずれにせよ指導主事との役職が神奈川県の教育当局の一翼を担っていた可能性やその規範性から処分に際しての買春事案への厳格な検証等は県教委としては不可避であろうと思えてなりません。
追記
その後の報道によると案の定、2人は去年から複数回会っていたとみられているとの趣意が報じられています。こちらは実名報道です。また容疑者が指導主事として勤務する神奈川県立総合教育センターとは同県教育委員会であることも分かります。
また前述の神奈川新聞報道では、2人が知り合ったのは昨夏とありますが、後述の毎日新聞同ではは2020年3月ごろ、つまり昨春とあり、その後複数回、逢瀬を重ねている趣意が報じられています。
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(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース 配信 ※容疑者実名は伏せました
男子高校生にわいせつ行為、神奈川県教育委員会の41歳の男逮捕
容疑者は教育委員会の出先機関である県立総合教育センターに勤めていて、学校の教員に対し、生徒のキャリア教育に関する研修などを行っていたということです。 調べに対し、「やったことは間違いありません」と容疑を認めていて、警察が詳しい動機などを調べています。(23日17:03)
(毎日新聞) - Yahoo!ニュース 引用
男子高校生に5000円渡しわいせつ行為か 神奈川県職員を逮捕
逮捕容疑は1月19日、同県厚木市内のホテルで、平塚市の高校3年の男子生徒(17)が18歳未満と知りながら、1カ月あたり5000円を渡す約束をしてわいせつな行為をしたとしている。容疑を認めているという。 県警青葉署によると、容疑者と生徒は2020年3月ごろ、インターネットの掲示板を通じて知り合い、これまでに複数回会っているという。
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神奈川新聞記事の「引用最後部からも、逮捕された指導主事は中学校、高等学校の現場で教壇に立ち担任も持った経験もあるのでしょう。県教委に配属されてそのような仕事に携わっているということは教諭としては優秀だったのかもしれません。その間、もしかすると今回の犯行のようなこともしたくなるようなお気に入りの男子生徒もいたのでしょうが、おそらくは内心でのみ愛でてて肢体に手は出していないものと思われます。(手を出していたら大変な事ですが、確証なきがゆえにその仮定での推論は行いません。)それはなぜでしょうか?察するに自らの教育勤務に直接かかわる少年だからでしょう。
今回逮捕された事案はインターネットの掲示板で知り合ったということですから、買春対象は勤務先の県教委出先機関での業務とは一切関わり合いのない少年であった蓋然性が強いと思われます。したがって比較的に良心の咎めも薄かったのかもしれません。そしてそのことが指導主事に逮捕・実名報道という痛烈な社会的制裁をもたらしてしまったようです。
こうしたことからも、教職員などなど、職務上、未成年に接する機会の多い職種の方々は特に、公私の分け隔てなく常に遵法を意識すべき事が今事案からの教訓として受け止めたらよろしいかと存じます。
追記